中国の旧正月の挨拶:恭喜發財(お金が儲かりますように)と日本の物価上昇のトレンド
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香港を含む中国(香港・広東省?)の旧正月の挨拶は「恭喜發財」。
「恭喜發財」の意味は、「おめでとう」「お金が儲かりますように」だ!
家でも会社でも「恭喜發財」と挨拶しているみたいだ。
そんな新年の挨拶、日本人には理解し難くないですか?
「明けましておめでとう。今年も儲かりますように!」とみんなと挨拶しているのですよ。
個人的に思うに、こんな開けっぴろげな感覚が中国の経済成長を牽引してきたのではないかと思う。
日本では、「お金を儲けることは悪」みたいな感覚がありそうな気がする。「みんなで我慢」のような空気がそうさせているのかもしれない。
それゆえ、昨今の世界的な物価上昇に対して、日本の物価は「物価上昇」を我慢しているように思う。
そして、「我慢の限界」を迎えた人たちから値上げを始めていて、「みんなで我慢」しなくて良くなったという空気になった途端に、「みんなで値上げ」「これまでの我慢をキャッチアップ」という急激な動きになっているような気がする。
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