人工知能が20億人分のデータと300万台のサーバーを手に入れた!さて、この先どうなる?
Facebook、Amazon、Google、IBM、Microsoft が 人工知能で提携するというビッグニュース!
Facebook、Google、Microsoft、Amazon、IBMがAI(人工知能)団体設立
膨大なデータがあればあるほど、そしてそれを処理するコンピュータの能力があればあるほど、人工知能はその能力を発揮できる。 つまり賢くなる。
今回提携した5社がいったいどのくらいのデータとサーバーを持っているのか調べてみた。 しかし、あちこち検索してみたが、オフィシャルに公表されていないようで各種推測記事など周辺情報からの推定した数字である。
判ったことは、この5社がもつ情報量は世界20億人のデータ。そして保有サーバー数は300万台。
20億人の行動データを300万台のサーバーで人工知能処理することができる巨大な組織連合となりうるということ。
『お天道様』ではなく、『Big-5様』は、みんなの行動を全部お見通し!!って状態になってしまうかもしれません。
ーー(推定経緯)--
Facebook 16億5千万人、Google 10億人で、Microsoftに買収されたLinkedIn 3億6千万人ということなので、重複人数も考慮すると、世界人口73億人のうちの20億人分くらいのデータを持っているということになりそうだ。
コンピュータ能力はサーバー数ではかってみる。 Facebook、Amazon、Google、Microsoft、Apple で2014年に合計270万台という情報(政府資料)あり、AppleとIBMが同じくらいの規模だとしてリプレースして、その後2年間の伸びを勘案するとだいたい300万台くらい保有していると推測。 ちなみに年間のグローバルでのサーバーの全出荷台数は1000万台。3年使うとして世界中で稼動しているサーバー数は3000万台。そのうちの10%を今回提携の5社で保有していると思われる。
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ただ、今回の提携はそういった方向ではなく、逆にAIは人類のためになる、人類にメリットをもたらすということを啓蒙するための提携のようです。
でも、でもですよ。 やる気になれば、アメリカ勝ち組連合が全人類の情報についての世界制覇を果たしたというようにも見えてしまいます。
そういう意味では、インターネットに国境をつくっている中国の戦略はある意味正しかったのかもしれません。