Google「グーグル株式会社」で八子クラウド座談会☆Cloud主要企業が一堂に会した!
先日クラウド座談会が都内で開催され大変盛り上がった。
八子クラウド座談会(主催:デロイト トーマツ コンサルティング パートナー 八子知礼 ※「図解 クラウド早わかり」の著者)が12月12日(日)に行われた。
これが凄かった。
何が凄いかというと、六本木ヒルズにあるグーグル株式会社の会議室にあのMicrosoftもAmazonもNiftyもIDCフロンティアも。そしてZohoも。
競業(?)関係にある企業の中の人たちが同じ会議室でプレゼンそして意見交換を行ったのである。
しかもそれだけではない。八子さんのお声かけで集まった70名以上の方たちも時代を担うそうそうたる企業に属する方がそろっていた。
皆で意見交換して今年のクラウド状況を振り返ったり。各社のクラウドのあれこれを聞いたり。そしてクラウドの今後を考えていった。
そしてWebブラウザのChromeを競業としているであろう会社の中の人がChromeでYoutubeの動画を公開した場面があった。これもGoogle社でのプレゼンとなったため粋なサービスをしてくれた。なかなかこういった光景は見られない。
それでは、座談会で面白かったこと、ためになったこと等を少しだけ紹介してみよう。
・Googleストリートビューでアメリカ横断した人がいるらしい。5日間ぶっ通しでクリックし続けたとのこと。
・Windows phone7は開発生産性が高く、非常に短期間でアプリを作れる。
・Amazonの今年の一文字は「増」。
・クラウド=黒船と仮定した場合、駆逐・対抗するのではなしに、坂本龍馬のように活用することを考えていくべき。
・クラウドを必要としているのは情報システム部ではない。現場である。
・維持は敗北となる。
今回の八子クラウドで感じたこと:
これからのビジネススタイルは協業する部分が増えていくだろう。自社に持っていない部分を得意とする会社と協働作業することにより次のイノベーションに繋がっていく。そのためにもベンダーロックは極力しない方が良いと思う。
そして、ユーザーや現場の立場に立ったシステム提案そして開発していくことが重要である。
その過程でクラウドが有効であると考えたときにクラウドを活用すればよい。
クラウドありきで考え始めたり、提案すると本質ではなくなってくる。
ユーザーの立場に立った提案ができ協業を上手く活用できれば、中小企業も今以上に活躍の場が増えてくるだろう。
ところで、
やはりGoogle社内は楽しそうなものがいっぱいあった!
うわさのGoogleEarthも、
あまり派手に動かすと3D酔いの恐れがあるかも。。。
今回集まった人達の中で新たに協業が始まりイノベーションが生まれてくることが楽しみである。それもユーザーの立場に立ったスマートなイノベーションでありたい。
◆関連エントリー
・「Google」逆襲となるか!(2010/12/13)