成長を支援する立場が成長をいただいている

最近、お客さんに成長させていただいています。
　
これは、反省の意味をこめて言っているのではありません。
　
私は、主に人の成長を支援させていただく仕事をしていますが、振り返ってみると、逆にこちらが大きな成長をいただいていることが多いのです。
　
良いお客さんと仕事をすればするほど、様々なアイデアをいただき、さらに仕事の内容をグレードアップさせることができる。
　
そして、私は運のよい人間だと思います。
　
今関わっているすべてのお客さんは、人間力において大先輩であり、人間学についても、おおいに学ばせていただいているからです。
　
仕事においての結果をだすために、相手がどんなに社会的な立場が上の方であろうと、言葉を選びますが、言うべきことは言わなくてはなりません。
でも、そういう方々は静かに、未熟な私の話しを傾聴してくださいます。
信頼を置いてくださっているのをひしひしと感じます。
その、どこまでも透明な目線を見つめるとき、自らの気力が満ちてくる。静かな力をいただけていると感じます。武者震いが起きるときもあります。

お客さんの力によって、こちらの良い面を引き出していただいているのです。
　
「お客様は神様です」
　
という言葉があります。
　
神様ではありませんが、成長をいただける大事な方々です。
仕事がこれほど有り難いと思えるときはありません。