沖縄の若いアーチスト達
めんそ~れ!
最近、他のブログと比べると更新頻度が少なくなってきています。
どうしても、ITメディアのブログだと、ちょっと方に力が入ってしまうところがIT業界で生きている自分の悪いところです。
今日は、まったくITと関係ないことを書くことにします。
沖縄県産業振興公社の平成20年度ベンチャー育成連携事業の認定を受けた企業が8名いたわけですが、3/17にその報告会がありました。
そのうちの一人に新里玲王奈さんがいます。
新里さんは、「デザイン三線」ということで事業を起こされました。
その前に、まず沖縄には「三線(サンシン)」というのがあります。ご存知でしょうか?三味線に似た楽器で、三味線と同じように弦が三本です。三味線は猫の皮(?)だったような気がしますが、三線は蛇皮で胴のところができています。
独特の音色で、「涙そうそう」でバックに流れているので、聞いたことがある人が多いと思います。
その三線は、蛇皮なのが特徴なわけですが、蛇皮が気持ち悪いとか、もっとかっこいい三線がないのか、という要望にこたえて、「デザイン三線」というのを始められました。
「デザイン三線」のデザインを担当されているのが、12名の沖縄の若いアーチスト達です。先日、新里さんの激励会に飛び入りして、そのうちの5名の方を紹介させていただきましたが、沖縄のアーチストの皆さんは熱い(暑いではありませんよ)です。
おいおいその方たちも紹介したいと思いますが、1名の女性の方は私と同じナイチャーですが、あとの方はウチナーで男性です。
ご存知のように、沖縄は音楽関係のアーチストは、orange rangeやモンパチや、SPEEDやMAXなど多いですが、デザイナーや創作をされている方たちもたくさんいらっしゃいます。
これは、沖縄の方には怒られるかもしれませんが、よく女性はしっかりしているけど、男性は今一ボーっとしていると、ナイチャーが集まるとよくそういう話題になります。ウチナータイムなんかもそうかも知れませんが、沖縄の人たちはあまり時間に縛られるのが好きじゃないように感じます。逆に、時間に縛られずに何かを創作するようなことには、力を発揮しているのではないかと思います。そういう意味で、芸術家はだの人たちが多いのかもしれません。
沖縄の特徴的なことで、子供が多いということを書いたことがありますが、年少人口(14歳まで)が老年人口(65歳以上)を上回っている、日本唯一の県です。子供も多いですが、離婚している人も多く、子供を抱えた若いお母さんが元気よく働いています。
また、起業する会社も日本で一番多いらしいのですが、廃業する会社も日本で一番多いらしいです。
そんな沖縄なので若いアーチスト達が育っているのかもしれません。