目指すところは、会社より社員が有名になること。
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凄い人がいると、多くの人はその相手の成功体験を聞きたがるのではないでしょうか。
「なぜ優勝できたのか?」
「なぜ上場までに至ったのか?」
「なぜ革新的なサービスを開発できたのか?」
しかしその背景には、ほとんどの場合「失敗体験」があることを、知らなければいけません。
失敗とは恥ずかしいものではなく、成功への礎だと思います。
成功から学ぶことより、失敗から学ぶことの方が、多いとさえ考えているほどです。
失敗するということは、「なぜ失敗したのか」を考えるキッカケを与えてくれます。
すると、「どうすると失敗するのか」が分かるので、どんな場面でも同じ失敗を繰り返すことはなくなるでしょう。
そして失敗から這い上がった経験というのは、厳しい局面においても折れない心を与えてくれます。
初めての失敗・挫折というものは、大きな落胆を与えるでしょう。
これは、成功だけを重ねれば重ねるほどに、膨れあがります。
這い上がれないほどに成功だけを積み重ねてしまうと、一度の失敗で成長が止まってしまうことにさえなりかねません。
常に自分を、ギリギリのところまで追い込む。
失敗したら、そこから学び成長への土台へ変えていく。
お客様に迷惑が掛かれば問題ですが、それでも、その迷惑をリカバーするほどの何かを提供できるよう、努力すれば良いと思います。
多少の無理がなければ、本当の実力など身につかないのです。
私も今でこそ経営をしていますが、これまで数え切れないほどの失敗がありました。
今現在であっても、必ずしも常にパーフェクトではありません。
小さな失敗を重ね、学ぶからこそ、強くなれるのです。
社員にも、私は大いに失敗から学んで欲しいと思っています。
目指すところは、会社より社員が有名になること。
「ミスターフュージョンの●●さんは、この分野ではNo.1だよ!」と全員が呼ばれるものを見つけられれば、最高じゃないですか。
失敗は、恐れるべきものではありません。
果敢にチャレンジしての失敗は、OKなのです。
あとはそこから、成長を得てもらえさえすれば・・・ですけどね。
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