私の会社から社員の会社に変えていくために
創業から8年が過ぎ、独立から9年目に入っています。
創業当初は、私の講演(http://www.kouenirai.com/search/detail-200608-2466.html)がメインの売上になっていました。5年目くらいからでしょうか、社員が売上を稼ぐという当たり前のことにチャレンジし、情報化支援や人材育成だけでなく人材採用支援やWeb制作、ECビジネス立ち上げ支援などのビジネスにも着手して、売上の比率も、私の売上よりも社員の売上が上回るようになってきました。
非常に喜ばしいことです。
ただ、ここからが本当の勝負で、このような当たり前の本来の会社の姿になると、会社の業績は社員の成長に比例してきます。社員をきちんと育てていかないと会社は伸び悩むということになってしまいます。
事務処理が得意な社員も当然必要ですが、数字をきちんと創る社員を育成していかないと、社員個々の個人的な能力の総和でしか組織の力が発揮できなくなり、結局は社員の給料も上がることなく会社としての数字の伸びも社員を増やさないと伸びないということになります。
いたずらに社員の数を増やすのは経営的にはリスクを抱えることになりますので、このような時期を乗り越えるには、個々の能力アップと共に、組織としての能力アップを図る必要があると思っています。
弊社のように、大手企業ではない会社の場合、お客さまの視点で評価できる部分を徹底的に伸ばすことで、社員の能力を上げ、他社との差別化をはかり、結果、会社としての業績を上げることが重要になります。もちろん、この場合、社員の育成計画も独特のものになっていきます。
一般的な社員教育の形と戦略的な社員教育の形
これから必要になるのは無駄のない戦略的な社員教育の形を模索していくことではないかと思います。
情報化と人材育成
これからの時代には、その戦略にコンテンツとしてマーケットからの評価という部分を入れていきたいと思っています。