新しい時代(仕事)を創造する
自分の活躍の場というものをどこに求めるのか?
私が前職を辞めた理由の一つでもあります。
前職の仕事の内容には満足していましたが、
自分の活躍の場を更に多方面にしていくためには、
ある程度の自由度がある仕事を行う必要がありました。
その頃からNPOの支援にも関係していましたし、
高校や大学などの場で授業を行うこともありました。
現在、会社を経営しながら大学で教鞭をとったり、NPOの支援を行ったりしているのは
創業時に考えた新しいステージに入る意味からの流れになります。
会社を経営する中で考えるのは、
その仕事は当社が担当すべき仕事か?ということが中心になります。
競合他社というのはあまり意識しない仕事の創り方をしていますので、
基本は誰もやっていない仕事で世の中で必要とされる仕事は何か?
ということを考えるのが経営者である私の仕事になります。
決めてかからない
というか、
誰かがやっている仕事を模倣して仕事を創っても
その誰かと競争しないといけなくなります。
どちらが優れているか?
ということを競い合うというのも悪い話ではないのですが、
自分たちで仕事を創りだし、それを誰かが模倣してきたときには
次のことを仕掛けている、という感じの流れが大好きです。
そのための仕掛け、周囲を巻き込む方法などは
いろいろな人たちと話をして考えていきます。
その巻き込む人たちは、他業種だったり、遠隔地の人たちだったりします。
人材採用や育成関連の仕事は次世代を創る仕事だと思っています。
人をのこす
ことが、自分の能力以上のインパクトを世の中に与えることだと考えています。
インターネットで地方(日本)にある価値を都市部(世界)に理解してもらう
ということも価値がある仕事と思っていますので、
EC総研(http://www.ecsoken.com)
などの活動で地方からの情報発信の支援もおこなっています。
ここでもインターネットで地方を活性化するという使命を感じて
仕事を創っている社員がいます。
自分の存在が世の中を変えると考えると仕事が違うものに見えてきます。
12月からは東京でも社員を採用し、
今まで信頼関係を構築してきた企業の皆さんのご支援もいただき
コミュニティなどの構築も本格化してきました。
8年間の信頼関係の構築が実を結んできていると感じています。
そこに今までの会社と会社の信頼関係だけでなく、個人の個性まで加味し
て自分の仕事で世の中に大きなインパクトを残そうとしている社員もいます。
明後日には、
帰省している学生などにも九州の企業の紹介ができるように
イベントを起こそうとしている学生たちがいます。
その学生を辛抱強く指導・支援して
単純に就職難時代に学生の就職の支援をするのとは違い
価値を創ろうとしている社員もいます。
これらの事業を継続して行うためには
どのような企業や団体と連携すべきかということを
必死に考えている社員もいます。
簡単ではありませんが、
ほとんどの社員が今まで世の中になかった価値を創造するという仕事に
チャレンジしています。
仕事を通じて世の中に価値を提供する
大きいことを成し遂げるためには、
新しいモノを創造するよりも、既存の価値をつなげて新たな価値を創造する方が
インターネットがビジネスインフラになった現代には合っている。
などのことを考えながら、今年もビジネスイノベーションにチャレンジします。
2010年の初頭に「衰退の10年」というブログを書かれた池田さん
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51338256.html
のエントリーを読んでいて、
衰退というものを傍観視するのか、
それを変化と捉えて時代を更に良い方向に動かすかということを考えるかで
仕事の質が大きく変わるということも感じています。
お金を稼ぐ
だけの仕事であれば、
今のようなまわりくどい仕事のやり方はしなくてもいいように感じます。
稼ぐことが目的で生み出したお金
と、意味のある仕事を創りだし、その結果、
ついてきたお金
では、お金の持つ意味が変わってくるように感じます。
手にしたお金以上の価値を世の中に提供できているとすれば、
それは目に見えない貯金にもなります。
世界全体が大きく変化する中で、
日本は大借金してまでも『変わらない人や会社』を保護しようとしています。
そのツケは大きな痛みとして私たちに跳ね返ってくるということは
中学生にもわかります。
世界を見ると、
6人に1人は1日1ドル以下で生活をしているというのが、
この世界の現実です。
http://www.chizuyainoue.jp/economy/less_1_dollar_a_day/1.pdf
これから日本もどうなっていくかはわかりません。
だから、
変わることができる人
を創るという大仕事をやっている社員もいます。
どのように変わるか
というと、たぶんその時代に合った形に変化するということになるので、
ちょうどよい
感じの変化をできる人材をつくるというのが基本になります。