緊張感を持った関係
明日から社員を増員します。
当社のような業態でビジネスを行っていると、正社員はあまり多くは必要としません。
コンサルタントや講師は基本的にはアライアンスという形で連携してビジネスを行っていますので、当社ではお客さまのご要望をお聞きして最適なアライアンスメンバーを選定するという形をとっています。
社員は、そのコーディネートを行う仕事を担当しています。
お客さまに対して専門家(コンサルタント、講師など)を紹介するときに、どのような場で紹介するとお互いに感じ取れる価値が最大になるか?ということをコーディネータである社員は常に考えておく必要があります。
(ここが専門家の方はあまり得意ではありません)
また、コンサルティング手法やセミナー、研修などの資料、教材なども常にお客さまのニーズを掴んでおき新しい形で提供できるようにしておかないとお客さまから価値を感じてもらえません。(当社がわかりやすい提案書、ドキュメント制作代行などの業務を行っているのも、このような背景があります)
市場はゆっくりですが確実に変化してきました。最近では急速に変化しています。
その変化についていけない専門家は淘汰されてしまいます。
正社員として雇うことが難しいと考えている理由のひとつはここにあります。
専門家は常に緊張感を持って自分の市場価値を保つということに努力しないとお客さまから見放されます。正社員ということで安定した位置を確保できると努力を怠ることも多いと感じています。市場から感じてもらえる価値と会社の中での価値は往々にして異なることも多いようです。
当社は市場マーケティング、営業、コーディネートの専門会社で専門家の方々が最高のシチューエーションで力を発揮できるようにしてあげたいと思っています。
今回、新しく入社してもらう社員には、マーケティングと広報に近い部分での支援を行ってもらう予定にしています。
期待しています。