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日本版SOX法が中小企業に及ぼす影響

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今日は札幌で講演でした。

日本版SOX法の施行に向けて中小・中堅企業はどのように対応すべきか?

という演題だが、この日本版SOX法というものは大手企業に対して内部統制を求めているものになります。

一時期、コーポレイトガバナンス(企業統治)という言葉がよく使われていましたが、このコーポイレイトガバナンスと内部統制というのは領域が重なっている部分もあります。

企業というものは、経営者の所有物ではなく株主の所有物ということは誰しも知っています。

ただし、株主が企業を経営するわけではなく企業経営の専門家として取締役を選任して経営を委託します。

株主が取締役を選任して経営を委託する中での考え方が企業統治の領域で、選任された経営者たちが企業全体の統制をとる部分が内部統制という形で考えるとわかりやすいです。

ただし、これらは内部統制強化は日本版SOX法では大手企業に対して求められています。

では、中小・中堅企業は?

私は大手企業と取引をする上で大手企業から経営の透明性と財務的な部分での経営状態、セキュリティ体制の開示要求に対して応える体制を整えることが求められると考えています。(新会社法では経営者責任が明確化されています)

少なくとも基幹システムの整備とわかりやすいセキュリティ管理体制の確立はお願いしています。

このような講演依頼が今後は増えていくと思います。

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http://www.microsoft.com/japan/office/business/gc/scenario/scenario1_1.asp

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