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適性診断

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最近では、ニート対策やら新卒の学生などの就職活動でも適性診断が花盛りです。

人材育成の仕事もやっている関係で適性診断から人材育成のプログラムと連携させたらどうか?という提案も沢山いただきます。

たしかに目標設定をできない学生やニートの方には有効なのかもしれません。

しかし、自分はどんな仕事をやりたい、将来、どんな人間になりたいという夢まで無くしそうな危険性をはらんでいるような気がします。

自分はこのような適性なので、その枠の中で仕事をする・・・

可哀想な人生に見えます。

受験世代の若者は何の疑問も無く、誰かが作った適性検査の結果で人生の枠組みまで決めてしまう危うさがあります。

団塊の世代の人たちでは、企業の中でも個性を潰されて、その会社でないと通用しないようなスキルしか持たない人材になってしまった方がリストラという憂き目にあっているような話も聞きます。

社員の個性を生かしつつ、会社としての価値の最大化を狙った人材マネジメントを行なうことが求められているような感覚を持っています。

あの人は『生まれつき○○だから』というのは基本的には存在しないと思っています。

若干の才能は影響はあると思うが、基本的には努力でなんとでもなります。

夢しか実現しません。

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