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計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

メトリクスパターンとコンテキスト

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Walker Royce氏と個別に話す機会をいただいた。IBM Innovate2010というカンファレンスのために来日されていた。Rational Unified Processの提案者の1人。

今は、主にアジャイル開発向けのソフトウェアメトリクスを検討されているそうだ。econometricsと呼んでいる。その詳細は論文(developerWorksのページ)で紹介されている。コメント(同サイト)も募集している。

論文の中でmetrics patternsという節があり、ここの話が話題にあがった。そのときにcontextという単語に大きく反応されていた。メトリクスを考える上でコンテキストを考えないわけにはいかないことを認識されているようで、状況や組織に依存するという認識をもたれていることを示すお話が聞けた。

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