元復興担当相の発言で、改めて小泉元首相の凄さを知る
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大木さんが「何度も言うけど、稲穂は実るほど垂れる、って知ってる?」というエントリーを書かれています。
大木さんもおっしゃるように、私の経験では、偉くなるほど、周りの人に感謝しています。
実際には、偉くなった人ほどご自身で他人の何倍も努力をされていると思います。
しかし加えて、「自分が今あるのは、他の多くの人達に支えられているからだ」というご自身の認識があるから、「稲穂は実るほど垂れる」なのでしょうね。
では、辞任された元復興担当相はどうだったのか、というと、テレビで数分程度放映されたごく限られた一場面しか見ていないので、本当のところは判断できません。
実際、元復興担当相のお名前を今回初めて聞いた方も多いと思います。
実はテレビに映ったのは、元復興担当相のごく一面だったのかもしれません。実際、「私はあの人をよく知っているけど、あれはあの人なりの愛情だ」と答えておられた知事さんもおられます。
ただ、マスコミは本質的に、常に大衆が知りたいと思うような新規ネタを提供し、視聴者を引き続けることで存在し続けている面があります。
そのような性質を持つマスコミに対して、格好の材料を提供してしまった訳で、あまりに不用意な態度であったことは否めないのかな、という気はします。
そう考えると、マスコミを通じて国民を味方に付けて、高い支持率で自分の基盤を守った小泉さんは、やはり凄い政治家だったのだな、と思います。
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