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【意外と知られていない事実?】ネットでは匿名は存在しない。例えば匿名ブログコメントから、個人でも比較的簡単に、相手を特定できる

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長めのタイトルですが、もしかしたら、結構知られていない事実かもしれません。

 

ブログにコメントが付くと、ブログを書いている本人のメールアドレスに、通知メールが届きます。

その通知メールには、ブログのコメント内容、コメントした人の名前、メールアドレス(ブログ上では非表示)、さらにネット接続時のIPアドレス(これも非表示)が記述されています。

ここまでは、ブログを書いている方々は、皆知っていることですね。

 

ブログに、匿名やなりすましでネガティブ・コメントを書いても、このIPアドレスで比較的簡単に本人を特定できますることがあります。(もちろん、実名で普通のコメントで書いている人は、こんなことを気にする必要は全くありません)

特定するには、色々な方法があります。

まずIPアドレスがわかると、インターネット上で、その人が使っているプロバイダー名とか、実際のコンピューターのホスト名まで簡単に検索できます。

またさらにIPアドレス以外にも、Webサイトにアクセスすると、知らない間に、かなり詳細な自分の情報がWebサーバーに残されます。ホスト名、使っているパソコンのOS、PCの画面解像度、ブラウザーの種類、リンク元のURL、等々。このような情報は、インターネット上のあちこちに残ってしまっていて、色々と検索すると見つかります。

参照ブログ→「IPアドレスやクッキーを使わなくても、Webサーバーから見ると個別ユーザーは特定可能、という話」

そこで、IPアドレスに紐付くホスト名でGoogle等で検索すると、様々なサイト(例えば2ちゃんねるの過去ログ等)から、過去、どんなことをやってきた人なのかが結構把握できたりしる場合があります。

実際、そういう人に限って、あちこちに足跡を残していたりしますすることも多いのです

加えてIPアドレス以外に残された痕跡(上記リンク先で「指紋」と書かれていた情報)のそれらの断片情報を組合わせると、本人が特定できたりしまする確率はさらに上がります

 

世の中には、それなりにネットに詳しい人であっても、

確かに、ネットでは匿名は存在しない。
でも、本人特定のためには当局やプロバイダーの協力が必須。
だから、実質的に匿名に近い

と思い込んでいる人、結構多いかもしれません。

しかし、それは大きな間違いです。

個人でも、少しの知識があれば、すぐに分ってしまうことも多いのですよねあります

この場合は、実は一般に思われているほど、手間もお金も全くかかりません。

とても簡単です。

なにしろ、私のような技術に疎い人間でも、その気になって調べれば、分ってしまうこともあるのですから。

  

ということで、ネット上にはIPアドレス以外にも自分がアクセスした様々な痕跡が残っており、では匿名は存在しないのが実態です。

さらに言えば、このような痕跡は、コンテンツ提供側(Webサイトオーナーやブロガー)から見ると、サイトにアクセスしたり書き込む人に関する情報は、筒抜けですかなりの程度見えています

ネガティブ・コメントを書かない人でも、自分のプライバシーを守る意味で、その点は気をつけたいですね。

 

【2013/9/11 9:40AM】赤字部分を修正。皆様のご指摘に感謝します

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