【Dreamforce便り】小ネタ集
10月に東京で行なわれたDreamForceの会場でCMOのKendall Collins氏にインタビューした時に話題に出た、自分自身でSales Cloudを活用しているというChester Frenchというポップデュオですが、なんと、今日の記者向け事例発表ランチオン・ミーティングに登場しました。
「プロになると決めた時にメジャーレーベルからも声がかかったが、メジャーレーベルと契約しても成功できるバンドは2%に過ぎない。であればレーベルに任せず自分たちでプロモーションするという道を取った。音楽ビジネスはきわめてソーシャルなものだし、ファンとのリレーション管理も重要、しかし、CRMという要素はミュージシャンの世界ではほとんど顧みられてこなかった。このギャップをSales Cloudで埋められると思っている」とのことです。
その2:
会場のモスコーニセンターに行く途中の道でベンダーがプラカードを掲げてたり、チラシを配っていることがよくあります。この人たち、ベニオフの書いた本”Behind the Cloud”の宣伝かと思ったら違いました。”Behind the Smoke Screen: Salesforce.comは1999年のテクノロジーを10年後になっても売り続けている”と書いてあります。Who are You?と単刀直入に聞いたら”We are SugarCRM”ということでしたw 「Salesforceにデータを預けてロックインされるのではなく、SugarCRMを使ってデータを解放しよう」というチラシを配っています。 Salesforce.com社員に見つかったら一悶着ありそうです。まあ、しかし、こういう形で各ベンダーが明確な主張を行なって競合していくことが結 局ユーザーのためになるのですけどね。
参考)ベニオフの著書の表紙
その3:
展示会会場にあったテスラロードスター(アンケート書くと抽選で1日試乗ができるというこちらではよくあるタイアップ企画)。カッコイイですなあ。日本の自動車メーカーももっとこういう夢のある車を作って欲しいです。
その4:
基調講演前にバンド演奏に合わせて踊り狂うSaaSyとChatty。開始が30分くらい押したので大変だったと思います。
その5:
大画面にたとえば”Will Your Company Use Chatter?”というような質問が表示され、Twitter経由で寄せられた回答がリアルタイムで表示されていきます。まったくフィルターしてないんでしょうかね?
その6:
Chatterの機能を反映した会場内の垂れ幕。アプリケーションが「案件がマネージメントにエスカレーションされました」と言うと、女性管理職「柔軟な価格設定をしていい?」、その上司「承認した。一緒に問題を解決しよう」という感じ。こんな簡単にことが運ぶ会社なら楽ですねw(ま、あくまでイ メージですので)。
こちらは「プロジェクト予算超過なう」という感じでしょうかw
※ 本記事はテックバイザージェイピー公式ブログ「栗ブログ」からの転載です