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eyeVioとJASRACの契約について

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ソニー系の動画投稿サイトeyeVioがJASRACと正式に契約して3月から合法的にJASRAC管理楽曲を投稿できるようになるそうです(プレスリリース)。もちろん、利用料はeyeVio側が払いますので、ユーザー側としては楽曲名とオリジナルアーティスト名を明記するくらいで特に変わったことはありません。

同様の話はYouTubeとニコニコ動画でも進んでいましたが、eyeVioが先陣を切ることになりました。前二者については過去分の利用料の支払いでもめているとの報道がありましたが、eyeVioはその点では楽だったという事情があるのではと推測されます。

この契約締結により、JASRAC管理曲を自分で演奏したものを動画のBGMとして投稿できるようになるわけですが、当然ながら市販CDの演奏音源を使っているものは著作隣接権者たるレコード会社の許可を得なければ投稿できません(事実上投稿できないというのと同じ)。自分で初音ミクを「演奏」した曲も当然に投稿できるはずですが、念のためにeyeVioの中の人に「JASRAC曲+VOCALOID打ち込み+歌詞テロップ動画」がOKかどうかを聞いています。さらに、念には念を入れてにクリプトンの中の人にも「初音ミク」等々をタイトルで使えるか(キャラクター権上問題がないか)を聞いています。

これによって「初音ミクsings」もその歴史的使命(笑)を終えることになるかもしれません。まあ、まだ利用料前払い分が残ってますので、自分がeyeVioに投稿した動画を埋め込む形で「俺様動画リンク集」として使用し付けようかとも思います。

動画の埋め込みの話が出たついでに書いておくと、JASRAC管理曲を使った動画がeyeVio(あるいはその他のJASRACと契約した動画サイト)に合法的に投稿されている場合でも、その動画を自分のブログ等に埋め込む形で表示することはNGです(自分のサイトがJASRACの許諾サイトでない限り)。JASRACの許諾はコンテンツがどこに保存されているかではなく、どこで表示されるかにより決まります。この点は、だいぶ前にJASRACに確認済みです。

とまあそんなことを書いてますが、私的には今はオリジナル作品の作成と投稿に夢中なので、JASRAC曲の打ち込みはしばらくお休みと思われます。しかし、アクセス数ってなかなか伸びないものですね orz

追加: Twitter経由で知りましたが、本日のワールドビジネスサテライト(TX)の特集、「ネット時代に”コピー”とどう向き合うべきか?」だそうです。これはおもしろそうです。ひょっとしてこれの話だったりして。

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