廃盤CDという概念がなくなることを願う
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米AmazonのMarketplaceで1年以上の間、中古を指値注文してたCD、やっと売ってくれる人が見つかってこの前届きました。ジャズオルガン奏者のラリーゴールディングスという人の1991年発売のリーダー盤です。14ドルでゲットできたのですが、今、amazon.comで検索してみると50ドルくらいが相場のようです。amazonでも掘り出し物中古と言うのはあるのだなと思いました。
このラリーゴールディングスという人、マイケルブレッカーとやったりして、まあそこそこメジャーな人です。このCDのレーベルもVerveというまあメジャーどころ。なのに、なんでこんなに入手困難になってしまうのかと。
車とか楽器とか形のある物のレア物が入手困難になるのはわかります。しかし、CDなんて音源があればすぐ作れてしまうのに。まあ、ジャケットの印刷とかあるのである程度の規模のロットは必要でしょうが。ということは、ジャケット印刷不要のダウンロード販売が一般的になれば、廃盤となった音源がどんどん再発されるということになりそうですが、まだ、そうはなってないですね。米iTMSで検索してもジャズ(ある意味、ジャンルとしてロングテール)の品揃えはまだまだという感じです。
ダウンロード販売であれば、在庫管理コストはCD1枚当たりせいぜい100MBのディスク・スペースくらいなので知れたものです。なので、廃盤という概念もなくなってほしいものだと思います。過去の廃盤CDをオンライン販売に持ってくるのは多少コストがかかりますが、AmazonのMarketplaceで待ちができてるくらいの需要がある音源なら十分元はとれるのではないでしょうか?
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