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Cognos Forum小ネタ集(2)

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2日目の基調講演はTom Peters氏。ご存知の方も多いと思いますが、「エクセレント・カンパニー」等々の多数の著作を持つ高名なコンサルタントです。日本で言うと大前研一氏と同じようなポジションですね。

peters 氏の講演を聞くのはこれが2回目ですが、なんともエネルギッシュで、客席内を歩き回り、声を振り絞って講演する様は、ぜったいに人を居眠りさせたり途中退場させないオーラがあります。とても62歳とは思えません。

話の内容はよく聞くと結構当たり前だったり、論理が一貫してなかったりするんですが、話の組み立て方とかレトリックが大変上手なので芸として楽しめます(この辺も大前風?(コラコラ)

氏は、今までやった講演の資料はは自分のWebサイト(www.tompeters.com)にアップしているようで、この講演の資料も見ることができます。なんともすさまじい色彩感覚ですが、この辺も実はサブリミナル効果を考えられているのだったりして。

ファイルの頭の方に「26m」、「43h」、「1 Houston/Month」というスライドがあって、これだけだと意味がわからないと思いますが、これは中国がいかに急成長しているかの話をした時の資料で、「中国では26分に1つの工場ができている、43時間に1つ研究所ができている、電気ガス等のインフラの伸びを考えると1ヶ月にひとつ(テキサス州)ヒューストン市ができている計算になる。あななたたちはこれからこういう国と勝負してかなきゃならんのですよ!!」ということです。

ツカミとしてはばっちりですね。今度、自分の講演の時にでも使わせてもらおうっと^_^;(もちろん、「Tom Petersさんが言ったことですが~」と出典を明らかにしてですよ。)

(続く)

Comment(2)

コメント

livinginabox

1ヒューストン/月は、なんとなく「あの金で何が買えたか」(村上龍)を思わせますね。←「それ、違うから」(天の声)
プレゼンも、どことなく高橋メソッド( http://www.rubycolor.org/takahashi/ )を思わせますね。
私も、ウケを狙って極端に走りたいところですが、許されないだろうなあ・・・。

栗原 潔

ちょっと前に高橋メソッドのページを見た時、既視感があったのですが、それはかなり昔に見たTom Petersのプレゼンであったわけです。この色のスライドを大会場の大ディスプレイで表示することで聴衆を寝かさないという効果は絶大と思われます。

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