Cognos Forum小ネタ集(1)
Cognos Forumの事例セッションの記事をITmediaエンタープライズ本体にもう1本書く予定ですが、ここでは小ネタをいくつか。
NITEO PartnersというNEC傘下のコンサル会社のAnthony Politano(写真)という人がやった"Bringing CPM to the Next Level With Standardization "というセッション。最初はけっこう面白いCPMの話だったのですが、後半は自社が提供してるReportNetへの移行サービスの話になってしまいました。まあ、これもおもしろかったですけど。社内で使っている様々なレポートの情報を入力していくと移行の負荷やスケジュールを自動的に見積もってくれるというツールを提供しているようです(アメリカではよくあるパターン)。
ちょっと興味深かったのは、どの作業をオフショアに持っていくか決めるところまでも方法論として提供しているところ。要するに、オフショア向きの力技ですむ作業と国内でないとできないビジネス・ユーザーとの対話が必要な作業を上流段階で分類してしまおうということのようです。「こういうのは当たり前なんですか?」と聞くと「当たり前だ。」とのこと。もう、オフショアは「やるか、やらないか?」の議論ではなく、「どの部分をやるか?」の議論になっているように思えました。
Politanoさんが書いた”Chief Performance Officer”という本(著者サイン入り)をもらいました(”Chief なんとか Officer”という言い方は言ったもん勝ちという気がしますが)。薄手の本ですが結構おもしろそうです。Amazon.comの評価も上々です。日本の翻訳権はもう取られてるのかな?翻訳する場合は私にやらせてほしいです>出版社の方。仕事早いですよ。過去の仕事のクオリティはこの本等で判断してくださいね。なんちゃって ^_^;
(続く)