再び脳貧血で倒れ・・・
自分への戒めと、同じような経験をした際の参考の意味もこめて、情けない話ですが書いておきます。。
2011年9月29日に「脳貧血の時に気をつけること」というタイトルで書いてから、脳貧血にはそれなりに気をつけてきましたが、10月16日にやってしまいました。朝、普段通りに自宅を出て、始発電車なので座って眠っていたのですが、4駅目くらいで目が覚め、「これはまずいかも・・・」と思って次の駅で降りてトイレに向かってエスカレーターを登って数歩歩いたあたりで意識を失って倒れたようです。後ろを歩いていた方が心臓マッサージをしてくれ、おそらく他の方々が駅の係員や救急車も手配してくださったようですが、救急隊員の方に「頭から倒れた」と説明していたのが聞こえました。脳貧血ですので心臓マッサージは必要なかったのですが、突然倒れたのでとっさの判断でしてくださったのでしょう。そのまま救急車で病院に搬送されました。
私の場合、脳貧血になるパターンは大体決まっていて、お酒が関係していることがほとんどです。今回も前日それなりに飲みました。が、起床した時点では朝食も普通に食べることができるくらいで、二日酔いと言うほどではなかったのですが、お腹が痛くなると駄目な感じです。今までも通勤途中や飛行機の中などで何度も経験しているので、慣れているつもりだったのですが、駅のトイレはホームからかなり歩く必要があるので、その前に倒れてしまうのです。
病院では、血圧を測ったりしたほか、顔の傷にバンドエイドを貼ってもらったくらいで、「他に検査しておきたいことは?」と聞かれましたが、あまりにも具合が悪くて答えられないでいたら、そのまま休んで迎えを呼んで帰るように、という感じでした。
今回は頭の打ち所が悪かったのか、病院に搬送中から吐き気がひどくなり、病院に数時間いる間だけで7回くらいもどしました。目眩と頭痛もひどく、妻が迎えに着てくれましたが、最初のうちは数メートル歩くと座り込むくらい。かなり苦労して帰宅しました。
帰宅後〜翌日はほとんど動けず、吐き気は治まってきましたが、目眩と頭痛がひどく、食事も無理で、ウィダーインゼリーと水くらい。目眩でPCやスマホを見ることもできず、仕事でも迷惑をかけてしまいました。
翌々日になってようやく少しは動くことができるようになり、食事も徐々に喉を通るようになってきたので、近所の外科に行き、CTスキャンを撮ってもらって頭を打った問題がないかを診察してもらいました。特に怪しいことはないという診断で、それでも目眩が続いているのは、脳が強いショックを受けた後しばらくはそういうこともあるという感じでした。
脳貧血自体は一過性の症状で、私の場合は血液に問題があるなどでもないので、なりやすい体質として気をつけるしかないのですが、気をつけても、腹痛からくる場合、トイレに行くまでは治まりませんから、トイレにたどり着くまでに倒れる危険が高いわけです。完全に意識を失うので、歩いていれば確実に頭から倒れることでしょう。なかなか難しいところです。すぐに助けを呼べばとも思うのですが、トイレに向かいはじめた時点ではかなり視界も悪くなっており、それも難しいと思います。
ほとんどがお酒か体調と関係しているので、少なくともお酒はやめれば良いとずっと考えてきました。もともと私はお酒自体はそれほど好きなわけではなく、コーヒーやチョコレートをやめることに比べれば何でもなくお酒はやめられます。ただ、お付き合いやお祝いなど盛り上がるときに、飲めるのに飲まずにいることと、元々根暗なので飲まないと盛り上がらないという点が気になるのですが、倒れるよりは飲まないことにすべきかとますますお酒をやめるべきという考えになりつつあるのでした。これから歳を取って改善することはなく、ますますひどくなるでしょうから。
せっかくランニングやサイクリングで体を鍛えても、お酒で体を痛めつけていては意味がありません。さすがに二日酔いになるほど飲むことはほとんどなくなりましたが、この体質では乾杯程度にしないと駄目なのかもしれませんね。
この土日は川越祭りで、地元町内の山車での役もあったのですが、他の方に調整していただくなど迷惑をかけてしまいました。たった1回倒れたことであまりにも多くの迷惑をかけてしまいました。情けない。
不幸中の幸いは、顔から地面に打ち付けたのにもかかわらず、メガネが大丈夫だったことです。おそらくメガネによって顔に少し傷ができたと思いますが、メガネ自体は少し削れただけで、奇跡的に大丈夫でした。
まだしばらく目眩などは残るかも知れませんが、大事にいたらなくて幸運でした。助けてくださった皆様にも心より感謝しています。
似たような体質をお持ちの方はくれぐれも頭には気をつけましょう。