ハイレゾウォークマン

先日、「今さらながらハイレゾサウンド」というブログを書いたのですが、実はハイレゾウォークマンを2週間前くらいに注文してあり、昨日届きました。

今年に入ってからどうもあまり良いことがないので、厄除けに・・・？

いつものことながら、お金をどうするかは先延ばしで、とりあえずカード払いで買っておいた、という感じです。7.5万円位するウォークマンとしては飛び抜けて高いものですが、ハイレゾポータブルプレーヤーとしては特に高いわけでもなく、128GBのフラッシュ容量を内蔵したAndroid端末として考えてもそれほど高くもないかもしれません。昨年末の発売と同時にどんどん在庫切れになり、プレミア価格での販売も多かったのですが、SONYですから、いつかはちゃんと流通するはずと待っていました。

ちょっとケースがイマイチ高級感がありませんし、使い勝手も・・・。

アルミ削り出しボディがシャープです。

裏には滑り止め。この出っ張っている部分に大き目の電解コンデンサーなど、電源関連強化のパーツが入っているのだそうです。私が欲しいと思ったポイントは、実はハイレゾというよりもアンプです。iPhoneでもポータブルアンプを使えば良い音がするのですが、ふたつ持ち歩くのは実に不便。その点、このウォークマンはアンプがいい音というか私の好みの音だったのです。これなら本体だけで満足できそうだということで。

音量調整はスマホでもついていますが、前後再生停止のボタンがあるのはやっぱり便利です。ちなみに、音量調整もスマホではステップが大きすぎて、ちょうど良い音量に調整できないことが多いのですが、この機種はとても細かく調整できるのもすばらしいです。

イヤホンジャックもこだわって作ったものだそうです。

Xperia Z1と並べるとコンパクトに見えます。どちらもAndroidですが、Z1の方が新しいバージョンです。ちなみに、SmartWatch2と連携できますが、やってみたところ、音楽プレーヤーアプリが違うのか、音量調整以外はうまく使えませんでした（あまりまじめにやってませんが）。

さて、昨日届いていたのに、なぜブログに書けなかったかというと・・・ハイレゾサウンドをあまり持っていないので、まずはいい音に手持ちのCDなどを変換したりするのに時間がかかっていたのでした。

音楽はiTunesで管理するようになってから、CDメディアはクローゼットの奥深くにしまい込んだのですが、iTunesでは圧縮形式で保持していたので、改めてお気に入りだけCDから入れ直しです。

先日の記事で書いたように、CDそのままより、一度DSDにした方が音質が好みになるので、実に時間をかけて変換します。さらに困ったことに、このハイレゾウォークマンはDSDを再生できないのです。。そのままMediaGoに入れることはできるのですが、ウォークマンに転送する際にMP3に変換されてしまいます。せめてPCMに変換してくれれば良いのですが・・・。仕方ないので、CDをDSDにしてから、さらにPCMに変換して、それをMediaGoに入れます。iPhoneでHF PlayerアプリでDSDをPCM変換しながら再生できるのですから、ネイティブ再生でなくてもいいので、そのまま再生して欲しいところですねぇ。

さて、CDよりむしろLPがいい音にもできるので、これまた面倒ですが取り込みます。

プリアンプはキットをベースに自作した真空管アンプなので、フォノイコライザーも真空管です。

本当はプリアンプからVAIO-Aのラインに入れたいのですが、VAIO-Aはマイク端子しかなく、レベルが合わないのと、マイク端子はどうやらDSDダイレクト録音に対応していないみたいなので、手持ちのデジタルレコーダーに入れます。古いものなので、48kHz,24bitまでですが、それでもCDよりは上ですので。

そんな苦労をしながらなので、まだほとんど取り込めていないのですが、やっぱりいい音ですねぇ！普通にCD音質のまま取り込んでもウォークマン側の高域補正機能でだいぶ良いのですが、やっぱりDSDにしてからPCM化した方が好みの音なので、地道に頑張ります。。たまにはもともとハイレゾで販売されているサウンドも購入したりしながら、良い音で癒やされたいと思います！