万年筆のクリーニング成功!
先日、モンブランのボールペンを誕生日に購入した話題を書いた際に、実はモンブランの万年筆も持っているが使えない状態、と書いたのですが、無事にクリーニングで復活できました。
用意したのは、プラチナ万年筆のインククリーナーです。ヨーロッパサイズ用を購入しました。
以前はモンブランからもクリーナーカートリッジが販売されていましたが、今はないようですね。モンブランのは最初からスポイトにクリーニング液が充填されていましたが、プラチナのはスポイトは濯ぐときに使う感じです。
クリーニング液を水で薄め、ペン先を漬けておきます。すぐにペン先にこびりついているインクが溶け出してきます。
翌日、スポイトを使って濯いでみました。軽い汚れなら数時間程度、普通でも1日くらい漬けておけばよいようですが、どうせバンコク旅行に出かけてしまうので、そのまま戻ってくるまで漬けておきました。
成田空港で2本用のペンケースを購入したので、意地でも万年筆を復活させたいところです・・・。
さて、5日間漬けておいた状態です。真っ黒ですね。すごい状態になりました。ペン先の方はピカピカ。
ボールペンとサイズが合わないのがちょっと残念ですが、クリップの長さはちゃんと揃っているので、ペンケースにバッチリ収まります。
水や、水に少しアルコールを入れたものにずっと漬けておいたり、超音波洗浄機を使ったりしても、全く復活できなかったのですが、さすが専用のクリーニング液、強力ですね。これで駄目なら修理に出すか、あるいは自分で分解するかと考えていました。モンブランの分解組み立ては結構難しいようなので、きっと失敗していたことでしょう。やらずにすんで良かったですねぇ・・・。
ということで、ペン先で古いインクが固まってしまって使えない症状であれば、このクリーニングキットがお勧めです!
追記
ところでこの万年筆の型番は何だろう?と思ったのですが、本体にはどこにも型番の記載はなく、箱とかも探せばどこかにある気がするものの、モノが多い我が家では至難の業なので・・・メールの履歴を探してみました。きっと誰かに自慢していただろうということで。。
1997年7月30日12時22分のメール
「
私も、昨日、ついついモンブランの万年筆(144)を買ってしまいま
した。ほんとは149が欲しかったのですが、144が2万円以下だったの
で買ってしまいました。もちろんインクはBlueBlackを買いました。
」
ありました!高校時代からの友人とのメールでした。もう16年も前!
2万円以下で買えるモンブランの万年筆は今では皆無ですね。既に144は製造中止で、145が後継らしいですが、倍以上のお値段。149も当時なら安かったと思うのですが、16年前にそんなお金があったという記憶はないので・・・。