自分で自分に誕生日プレゼント

今日は誕生日なので、好き勝手なことを書きます（いつも？）。

昨日も仕事でいろいろとあり、このところ新しいことへのチャレンジの最後の壁（本当に最後か？）にぶち当たったりして精神的に結構疲れた気がするので、誕生日イブとして、贅沢にゴディバのダーク・チョコレート・デカダンスを飲んでから帰りました。昼食より高いですからねぇ・・・。

帰宅したら、既に家族の食事はとっくに終わっていましたが、アスティ・スプマンテで乾杯！とはいえ、妻はあまり飲めないので、ほぼ私一人で一気に全部飲んだら、アルコール7%とはいえ、結構酔いました。

さて、この年になると誰も誕生日プレゼントをくれなくなる（というか、私が欲しいものが高いものばかりなのが原因らしい？）ので、自分で買っておきました。昔からSuperAdamas（ギター）を誕生日に自分で買ったりと、自分で自分にプレゼントするのは好きなので。。ちゃんと包んで貰い、昨晩は空けずに誕生日に開封（単に酔ったためかも）。

ずっと欲しかったのです。実は仕事でご一緒している方が意外とモンブランを使っていて、やっぱり格好いいのですよねぇ。今どきのモンブランは機能より金儲けだとかいろいろ言われますが、昔からの憧れなので仕方ありません。

実はだいぶ若い頃に一度モンブランは買って、今でもちゃんと持っています。手前の万年筆です。が、万年筆はやっぱり普段使いにくく、あまり使わないでいたら中で詰まってしまい、かなり何度も洗浄などをチャレンジしたのですが、いまだに不調・・・。まあ、いずれにしても万年筆は仕事で使いにくいので（でも、仕事で普段使って要る人もいらっしゃるのですよねぇ）、ボールペンにしました。

普段鞄に入っている2本と。パーカーの5thは書き味がたまらないのですが、インクと芯の減りが早いのが玉に瑕。あと、複写する紙に書くときには使えないですね。シャーボXは実用的には一番だと思ってます。質感も高いですし。一度バンコク出張中に紛失しましたが、また買いました。

男の贅沢ですね。ロレックスのサブマリーナは2004年に、過去最高の忙しさだったときに買いました。2004年は、正月も現地、夏は6月から10月頃まで、基本的に休みなし、北海道と東京の仕事の掛け持ちで、毎週1〜2往復し続け、昼も夜もない状態で仕事をしていました。そんな状態の私を支えてくれた一つがこの時計でした。妻に頼み込み、家計から借金して、毎月5000円の返済で72回払いにしてもらいましたが、その後2005年に社長になった際に「残債は社長になったお祝いってことで」と踏み倒しました（残っている方が多かったのですねぇ）。ちなみに、このサブマリーナは新品が欲しかったのに人気がありすぎて在庫がなく、新古品みたいなものを買いました。確か34万円くらいだったと思いますが、新品でも36万円くらいだったと思います。今では50万円くらいするみたいですので、買っておいて良かったと思って（思い込むようにして？）います。

9年前の2004年と今ではあまりにも仕事の質も内容も変わったものです。当時は受託開発がメインで、大手さんの下請けとしてドタバタしていました。利益はそれなりにありましたが、受託仕事は基本的に仕事量に比例して儲かるというものなので、利益を上げるためには忙しくなる、というものです。現在は、私自身は製品開発販売事業を中心に仕事していますので、利益と仕事量は全然比例しません。とはいえ、良いものを作れば儲かるわけでもなく、以前にも増して人間関係の重要度が高くなり、今度は時間的に疲れるというよりも、精神的に疲れる感じになりました。とはいえ、以前のような裏方ではなく、自分たちの思いを表に出しやすいことから、やりがいも断然高く、私のような性格には向いている仕事だと思っています。

社長としてももうすぐ10年になりますが、私の場合は起業社長ではなく、雇われ社長ですので、非常に楽な面も多いのですが、苦労もたくさんありました。でも、10年近く頑張っていれば、自分の状況の中でどうすべきかも見えてきますし、変えていく、あるいは、変わっていく時間も十分ありました。

社長になって良かったと思う点は、実はとても少ないのですが、一番のポイントは、「社長同士のお付き合いができる点」ではないかと思っています。社長（社長に限らず役員も同じ感じでしょう）はやってみればわかりますが、自分が望むかどうかとは無関係に、やっぱり社員とは全く違う立場になります。そういう人たちとの会話はとてもためになるのです。

ということで、このところちょっと精神的に疲れてきた気もするので（自分で言っているうちは全然大丈夫なのですけどね）、それを言い訳に、普段持ち歩ける高級品を買ったのでした。まだまだこれから大きなポイントがたくさんあるのですが、押しつぶされそうになったときに、このモンブランのボールペンに癒やされながら乗り越えられることでしょう（単純な性格なので）！