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プログラミングでメシが食えるか!?

「できて当たり前の仕事」より「挑戦的な仕事」の方が楽!?

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突然ですが、このところの忙しさを冷静に見つめ直してみると、、

・某案件のWEB負荷試験対応
メール添付ファイルセキュリティ製品:ATGatewayのカスタマイズ版を納品・セットアップ・稼働監視
・タイ出張に向け、新しい提案を2製品検討・タイ出張
・某社との共同開発の、本番環境検証に向け、仕上げと現地対応・リモート監視対応
高性能DHCPサーバ:ProDHCPや、不正接続対策:IntraGuardian2を中心とした、お客さんとのミーティング

と、自分自身で、「プログラミングすること」「現場に行くこと」「ミーティングに行くこと」を必要とする仕事が複数同時に進行しているから大忙しなのです。

他に、メンバーからの相談事などもありますが、幸い、私が直接見ているIT事業部のメンバーはできるメンバーばかりなので、それこそ、「出張先に電話がかかってくることなど一度もない」くらいなのはうれしいことです。メールのやりとりくらいで十分仕事は進めてくれます。

私が「プログラマー社長」として自らやらねばならないことは、

・当社の技術を幅広く認知してもらい、当社ならではの相談が増えるようにすること。
・メンバー達が気持ちよく仕事をできるようにすること。

だと考えています。それならなぜ自分自身がプログラミングをしたり、現場に行ったり、ミーティングに行くのか、ということなのですが、「そういうことを好きな人が少ないから」だと思っています。

明確に仕様が決まっているものを開発することは、プロのプログラマーなら誰でもできるものです。しかし、世の中にないものを開発したり、あるいは他よりもよいものを生み出すことは、好きな人しかできません。また、開発したものを提案しに行ったり、実際に動く状態にして見てもらうことも、非常に精神的に疲れることで、やはり好きな人でないとできないと思っています。

要するに、「切り込み隊長」みたいなことを好き好んでやる人は、そんなにたくさんいないものなのです。

もちろん、切り込み隊長ばかりいても会社は回りません。様々な特性を持つ人たちによって、総合的に仕事は進んでいくものです。とはいえ、切り込み隊長がいないと、「新たな仕事を生み出す」ことができないので、事業が発展できないのです。

ということで、「自慢好き」の私も自ら「切り込み隊長」をやっているわけで、それによって忙しいのは、自分で忙しくしているようなものなので、誰にも文句を言えないわけです。

さて、
・新しい提案をしに行くとき
・新しい製品を本稼働させるとき
どちらも、何回経験してもドキドキするものです。「本当に通用するのか」「問題が起きたりしないか」など、胃が痛くなるようなものです。なぜそんな苦労をわざわざ進んでやるのか?という気もしますが・・・私はむしろ、「誰でもできて当たり前の仕事」の方が怖いくらいなのです。できて当たり前の仕事はミスが許されないことが多く、できても褒められるというよりは、当たり前という評価です。挑戦的な仕事の場合は、多少のミスの有無より、そもそも「できるか、できないか」がポイントになるので、思い切って勝負できる分、楽でもあり、本当にできたときの評価も高いものになると感じています。

挑戦的な仕事を成功させるコツは、ただ一つ、「味方を増やすこと」でしょう。関係者誰もが「できるか、できないか」不安な状態で仕事を進めているわけで、まずは安心してもらえるようにしっかり情報を伝え、どう解決しようとしているのかを理解してもらうことが大切です。さらに、挑戦的な仕事では大抵「想定外の大問題」の1つや2つ、起きるものです。関係者が味方になっていてくれれば、誠実に対応することで乗り越えさせてもらえるのですが、信用がなければ問題が出た時点で「打ち切り」になってしまいます。

自分自身では「絶対にできるというプライドを持つ」、周囲に対しては「チャンスを与えてくれてありがとう」と感謝の気持ち、誠実な姿勢で接することが大切で、それさえ気をつければ、「できて当たり前の仕事」より、ある意味「挑戦的な仕事」は「楽な仕事」ではないかと感じているのですが、いかがでしょう?

実は2012年に入ってから、挑戦的な仕事ばかりで、ご一緒している方々には多大なご迷惑をかけ続けてきているのでした。。それでも信頼してやらせていただけていることに、本当に感謝しているところです。

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