印刷通販でコスト削減とスピードアップ
10月にはいり、B2Bマーケティングでは秋の展示会・イベントシーズンが始まりました。展示会にあわせて新しいパンフレットや展示ブースで配布するチラシを作成することがあると思います。
皆さんは、印刷通販をご存知でしょうか?印刷通販とはインターネットでデータを送ると、印刷物が宅急便で送られてくるサービスです。費用はこれまでの印刷会社の一般的な料金と比較すると圧倒的に低価格です。最近はテレビCMされたりと知名度も上がってきました。
私自身、印刷物の大部分は印刷通販を利用しています。品質も紙と色に相当なこだわりがなければ印刷通販で十分だと思います。A4サイズのチラシ、A3サイズを2つ折りにしたパンフレットなどは、自社でプリンターで印刷した場合と印刷通販でオフセット印刷した場合では質感も全く違います。
マイクロソフトオフィスのデータもそのまま送ることを可能なので、パワーポイントで作成した資料を冊子にして印刷することも簡単にできます。これも、会社のプリンターを使ってホッチキス止めをしたりすることを考えると時間もコストも大幅に削減できます。
これまで、1000枚のチラシが必要な場合、印刷会社に依頼してもロットが小さく、印刷して切るだけなので業者は利益を取る所がありません。何とかして利益を確保するために、営業管理費や校正費などの明細で料金を請求してきます。 印刷会社の営業マンは、不必要なのに1000枚・3000枚・5000枚の見積もりを出して、「1000枚も3000枚も値段はあまり変わらないですよー」と言うでしょう。無駄に多めに発注して、結局は余って廃棄するというのがよくあるパターンです。
また、古いタイプのデザイン事務所も、印刷まで請け負って手数料を請求してきます。実際に印刷物が送られてきたら発送元は印刷通販からだったということもよくあります。ぜひ見積書の明細をチェックしてどれ位のコストを請求されているか確認してください。自分でやればクリックひとつで印刷依頼ができます。
ポイントは、デザインと印刷は分けること。DTPの知識があるデザイナーを発掘して、印刷通販に入稿できる状態で納品してもらうようにしましょう。最近はデザイナーと言っても、WEBだけしか経験がない人も多くいますので過去作成にした印刷物を見せてもらいうとよいです。
印刷物は必要な時に、必要な品質で、必要な量を調達する意識が大切です。コスト削減だけでなく、ダイレクトに発注することで質を落とさずに仕事をスピードアップすることができます。
【お勧めの印刷通販】
こちらの2社は都内に支店があり、実際に紙サンプル見たり、入稿データについての質問も出来るので初心者にも安心です。
グラフィック http://www.graphic.jp/
プリントパック http://www.printpac.co.jp/