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ある時は販売員、ある時は営業マン、またある時は社長業! 経営に現場に走り回る日々の気づきブログ。元気の源は「ありがとう」。言う時も言われる時も気持ちのいい、魔法の言葉! 接客や営業ノウハウを中心に書いていきます。

つい帰って来たくなるホテル

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こんばんは!走る社長、貫洞です。
わたしはお仕事で、月に10日~15日程度出張に出るのですが、行く場所は大体固定されています。必然的に、宿泊するホテルも固定されてきます。

今日も夜の23時半に、あるホテルにチェックインしました。「遅くなるとホテルに電話するのを忘れてしまったな」と思いつつ、どうもスミマセン...とチェックインカウンターに向かうと...

「貫洞様! お帰りなさいませ! わたくし心配で、先ほどお電話を鳴らしてしまいました」

開口一番、フロントの男性からこのように言われました。まだ名乗ってもいないですし、前回ここに宿泊したのは確か1年半前の夏です。

さらに、このビジネスホテルは大浴場がウリなのですが、一つしか浴場が無い為、時間帯で男女を区切っています。わたしがチェックインした23時半は、すでに男性専用の浴場になっており、女性は翌朝の朝風呂まで使うことができません。

ちょっと残念ではありますが、それもわかっていたことですので、普通にチェックインの手続きを進めていきました。
すると...

「貫洞様! お疲れのところありがとうございます! 大浴場が使えなくて大変申し訳ありません。これは私から貫洞様へのプレゼントです!」

と、入浴剤をプレゼントしてもらいました。

入浴剤は持って来ているし、大浴場が使えないのもわかっていたし、別にそんなに気を使ってくれなくていいよ、と思いつつも...わたしの心の中に、小さな「感動」が芽生えていました。


このホテルに泊まるとクライアント様へ伝えた時「あそこは駅から遠いのに、なんであそこにしたの?」と聞かれました。わたしも、とっさに答えられず「うーん、大浴場があるからですかねぇ」と適当に濁した返答をしました。

でも、違ったのです。前回の宿泊の時から、すでに素晴らしい接客を受けており、わたしは、このホテルの接客が好きで、無意識に「ここに帰ってきたい」と思っていたのです。


わたしがこのホテルを凄いと思うのは、理念が独り歩きしていないところです。会社の理念が、そのまま従業員を通じて、きっちりお客様につたわっている。理念が、会社の中だけに滞留している企業は、どうしてもお客様との間に歪みが生じます。
この、スーパーホテル水戸 には、一片のよどみも無いのです。

水戸に行く機会があれば、スーパーホテル水戸、宿泊してみてください。料金以上の感動を受けられると自信を持ってオススメします!
注)水戸駅からはバスですが、バスは5分おきくらいに来ます

今日はいろんなインプットとアウトプットが入り混じった、素晴らしい一日でした!
では、またどこかで!

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