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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

二十歳の注意点

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少し前に長男が二十歳の誕生日を迎えました。

時間が経つのは早いですし、人の子どもの成長も早いですが、自分の子どもの成長も早いですね。

今でも日が経つのが十分に早いと感じるのですが、どうもまだまだ早くなるようですので、この先どうなっていくんでしょうね?(笑)

誕生日が過ぎてから、長男にはちょっとした言葉というか注意点を送りました。

ケーキにろうそくを立てて「おめでとー!」なんて言いながらプレゼントを渡す年ではありませんし、男同士なのでそんなもんでいいのです!

その言葉とは、「犯罪をしない」、「タバコを吸わない」という2点です。

では、その2点を詳しく解説していきましょう!

「犯罪をしない」ということは、犯罪をしてはいけないということです。

「タバコを吸わない」とは、タバコを吸ってはいけないということです。

(そのままやんけー)

う、うぅぅ・・・解説するまでもありませんでした。(笑)

この先も犯罪を犯すことはないでしょうし、スポーツ選手なのでタバコを吸うこともないでしょう。

その2点以外は何をやってもいいということですので、要するに何でもありということなのです!

人がやらないことにどんどんチャレンジして、ビッグになっていけという意味が込められているのです。

長男は高校の時にアーチェリーを始め、6月くらいまでずっとリカーブをやっていました。

アーチェリーはリカーブとコンパウンドの大きく2種類があり、オリンピック種目であり日本で普及しているのはリカーブで、一般的なアーチェリーはリカーブを指します。

多くのアーチェリー選手はリカーブのみをやりますので、それが普通です。

ところが、長男はコンパウンドに転向したいと相談してきました。

私の返事は「お~、ええんちゃうか!」で終わりです。(笑)

大学でもコンパウンドをやっている人は少ないので数少ない転向パターンなのですが、人と同じことをしては面白くありませんので、いろんなことをやったほうがいいと伝えました。

その時はリカーブの調子が悪かったわけですが、私と話をした翌日に急に調子が良くなったということでした。

そこで、「やっぱり国体まではリカーブを続けたい」と言ってきました。

私の返事は「お~、ええんちゃうか!」です。

何かアドバイスをしたわけではありませんし、ちょっと話をしただけですが、アーチェリーはメンタルな面が大きいので、何か吹っ切れて調子が良くなったのかもしれません。

ちなみに、リカーブとコンパウンドは弓の形がぜんぜん違いますので、転向するとなると弓具一式を買い換えなければならず何十万円かかかります。

100mから200mに転向するのとは違いますので、相当悩んだのかもしれません。

「なんで話をしたら調子が良くなったんや?」と聞くと、「わからん。理由がわかったら苦労せんわ!」と言われました。

いやー、ごもっともです。(笑)

もし、「アーチェリーを辞めて音楽の道に進みたい」と言ってきたら、普通の親は「何を言ってるの、もったいない!もっと頑張りなさい!」と言うでしょう。

言い方はともかく、すぐに賛成する人はほとんどいないと思います。

でも私は即答で「お~、ええんちゃうか!」です。(笑)

子どもが自分で決めて進もうとするのを応援するのが親の役目ですので、たとえ茨の道を進もうとも、犬の糞が大量に落ちている道を裸足で進もうとも、私の返事は「お~、ええんちゃうか!」なのです!

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