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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

塗装会社が決まる

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タウンページで塗装会社を選ぼうとしたものの、どこがいいのか見当が付かず、しばらく考えていました。

よく考えたら早く決めなければなりませんので、それらしい塗装会社の何社かに電話してみたのですが、「経験がないので無理」とか、「大きすぎて無理」という返事が返ってきました。

何社かと言っても、2、3社しか電話していませんが。(笑)

そこで、ある人が頭に浮かびました。

その人に連絡して、良さそうな会社を紹介してもらおうと思ったのです。

そして、良さそうな塗装会社を紹介してもらうことができました。

ちなみに、「ある人」が誰かは思い出せません。(笑)

誰にどんな経緯で紹介してもらったか記憶がないのですが、誰かに紹介してもらったことは確実ですので、このまま話を進めます。

まだ若い社長で、プールの塗装はやったことがないのですが、「ぜひともやらせてください!」という意気込みでしたので、お願いすることにしました。

ステンレスプールの塗装の経験はないものの、塗料や滑り止めについては知っていましたし、「さすがプロ!」という感じで話が進みました。

ちなみに、私は何も知りませんので、アマチュア以下です。

態度や自信(過剰)だけはプロ顔負けですが。(笑)

ただ、後日の見積を見て、予想以上に高かったので考え込みました。

すでに予算をオーバーしていて、赤字を出すことは確定だったのですが、さらに赤字が膨らんでしまいます・・・。

ペンキを塗るだけですので、ついつい軽く考えていたのですが、画用紙に色を塗るのとは訳が違いますので、それなりの費用がかかって当然です。

面積が広いので、下地処理をするだけでも相当な人件費がかかるということです。

ツルツルのステンレス板の表面をグラインダーで粗くしていくだけでも、かなり大変なのがわかります。

よく考えたら私の感覚がズレていただけで、決して高い金額ではありません。

ちょっとくらい値切ろうと思えばできましたが、見積金額通りでやってもらうことにしました。

下手に値切って目先の少しのお金をケチるよりも、気持ち良く仕事をやってもらった方が、いい仕事ができるからです。

予想以上の赤字を垂れ流してしまうのですが、何の計画もなく始めたことが進んでいるのですから、それだけで十分です。

当時は、そんなことを考えていたかどうかはわかりませんが。(笑)

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