新たな事業展開の話2
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他府県の会社から契約の話があり、やる前提で工場の見学に行きました。
山道を越えて片道2時間かかりましたので、こちらの人間が通勤するとなると、かなり厳しい状態です。
片道2時間ならギリギリ通勤圏内と思う人がいるかも知れませんが、電車と違って車で片道2時間は長いですし、ものすごく危険なのです。
長時間の肉体労働ですので、ものすごく疲れます。
それから車を長時間運転するとなると、間違いなく睡魔に襲われますので、非常に危険なのです。
そんなことはさておき、やる前提で工場内に入りました。
(おい、さておきでいいのか?)
責任者の方に案内したもらいながら工場内を見学していきます。
大半がすでにやっている仕事ですし、特に問題もなさそうでしたので、やる方向に頭がどんどん進んでいきます。
そうして見学していると、少し離れたところで作業しているおっさんが、こっちに振り向きました。
どこかで見たことがあるおっさんだったのですが、しばらくして思い出しました。
かつて同業者であり、私と入れ替えに去って行った会社の社長だったのです!
大手企業2社の元請けとして事業を拡大していたのですが、メインとなる1社は破竹の勢いで勢力を拡大しました。
私の会社の人間が増えれば、同じ立場の協力会社の人間が減るという感じでしたので、結果的に小さな業者が何社か去って行きました。
その去って行った1社が、その工場にいたのです!
その社長も私とすぐにわかったようで、一瞬、ギクッとした表情になったのを見逃しませんでした。(笑)
すぐに前を見て仕事をされたのですが、「まさか、ここまで来るとは・・・、えらいこっちゃ・・・」と背中が語っているようでした。
その社長に対しては失礼な言い方になりますが、それでさらにやる気が出ました。
短期間で勢力拡大できるのが見えたからです。
別に追い出してやろうと思っているわけではありませんが、その会社が入っているということは、似たような会社も多いだろうと思ったのです。
小さな会社が入れるということは、同じような小さな会社も多いことになります。
ということは、今のメインの1社と同じパターンで、次々に勢力拡大できる可能性が高いと判断したのです。
実際に、私がこうして話を進められるのは、入りやすい会社だからです。
そして、すぐにでもやる前提で、工場長とかと話をして進めました。
この時は、話がとても楽でしたね。
すでに実績がありますし、できる人材もそろっていますので、やったことがないことを「できます」と言ったり、人がいないのに「できる人材がいます!」とオーバートークする必要もありません。
実際は、オーバートークというよりも嘘に限りなく違いですが。(笑)
ただ、通勤やこちらでの拠点について話が及んだ時は、少々返答に困りました。
でも、得意の「大丈夫です!そんな大した問題じゃありませんので!まあ、任せてください!ガハハハ!」という調子で答えていました。
そして、いよいよ準備に入ることになったのです。
山道を越えて片道2時間かかりましたので、こちらの人間が通勤するとなると、かなり厳しい状態です。
片道2時間ならギリギリ通勤圏内と思う人がいるかも知れませんが、電車と違って車で片道2時間は長いですし、ものすごく危険なのです。
長時間の肉体労働ですので、ものすごく疲れます。
それから車を長時間運転するとなると、間違いなく睡魔に襲われますので、非常に危険なのです。
そんなことはさておき、やる前提で工場内に入りました。
(おい、さておきでいいのか?)
責任者の方に案内したもらいながら工場内を見学していきます。
大半がすでにやっている仕事ですし、特に問題もなさそうでしたので、やる方向に頭がどんどん進んでいきます。
そうして見学していると、少し離れたところで作業しているおっさんが、こっちに振り向きました。
どこかで見たことがあるおっさんだったのですが、しばらくして思い出しました。
かつて同業者であり、私と入れ替えに去って行った会社の社長だったのです!
大手企業2社の元請けとして事業を拡大していたのですが、メインとなる1社は破竹の勢いで勢力を拡大しました。
私の会社の人間が増えれば、同じ立場の協力会社の人間が減るという感じでしたので、結果的に小さな業者が何社か去って行きました。
その去って行った1社が、その工場にいたのです!
その社長も私とすぐにわかったようで、一瞬、ギクッとした表情になったのを見逃しませんでした。(笑)
すぐに前を見て仕事をされたのですが、「まさか、ここまで来るとは・・・、えらいこっちゃ・・・」と背中が語っているようでした。
その社長に対しては失礼な言い方になりますが、それでさらにやる気が出ました。
短期間で勢力拡大できるのが見えたからです。
別に追い出してやろうと思っているわけではありませんが、その会社が入っているということは、似たような会社も多いだろうと思ったのです。
小さな会社が入れるということは、同じような小さな会社も多いことになります。
ということは、今のメインの1社と同じパターンで、次々に勢力拡大できる可能性が高いと判断したのです。
実際に、私がこうして話を進められるのは、入りやすい会社だからです。
そして、すぐにでもやる前提で、工場長とかと話をして進めました。
この時は、話がとても楽でしたね。
すでに実績がありますし、できる人材もそろっていますので、やったことがないことを「できます」と言ったり、人がいないのに「できる人材がいます!」とオーバートークする必要もありません。
実際は、オーバートークというよりも嘘に限りなく違いですが。(笑)
ただ、通勤やこちらでの拠点について話が及んだ時は、少々返答に困りました。
でも、得意の「大丈夫です!そんな大した問題じゃありませんので!まあ、任せてください!ガハハハ!」という調子で答えていました。
そして、いよいよ準備に入ることになったのです。
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