名刺一枚で飛び込み営業開始!
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下請けから脱却するために、大手企業へ飛び込み営業することにしました。
従業員が数人いて、小さな事業を営んではいたのですが、下請けですので何もかもギリギリで時間がないため、急がねばならない状況でもありました。
飛び込み営業をするには、ビジネスマンらしい格好をしなければなりません。
サラリーマン時代はスーツを着て通勤バッグを持っていましたので、見た目の用意はすぐにできました。
バッグの中には、会社案内や今までの実績を書いた資料などが入っています。
そして、名刺もすでにありましたので、これで用意は完璧です!
と言いたいところですが、バッグの中にあるのはノートとペンだけでした。(笑)
会社の概要を書いた用紙も何もなく、あるものは名刺一枚のみです。
常識からするとめちゃくちゃですが、担当者か誰かと実際に対面して話ができれば何とかなるだろうと思っていましたので、会社案内すら頭にありませんでした。
とにかく行くしかないということと、「行けば何とかなるだろう!?」ということしかか頭になかったのです。
最初は、下請けとして仕事をしている近くのコンクリート製品製造工場に行くことにしました。
まったく見ず知らずの土地に行くよりも、多少は知っている工場の方が話ができると思ったのです。
その工場はかなり大きく、大阪ドームの建設も手がけていることは知っていました。
普通に考えれば門前払いで終わるのですが、そんなことを考えていてはどこにも行けませんので、とにかくダメ元で行くことにしました。
とはいえ、相手は大企業のような工場です。
正門の前に車を止めて、一息ついてから行こうと思ったのですが、なぜか車から出ることができません・・・。
その規模に圧倒されて、行く勇気が出なかったのです。
しばらく考えていたのですが、考えても話は進みませんので、思い切っていくことにしました!
事務所らしき建物に入ると、若い社員が一人だけいました。
名刺を出して用件を言うと、相手も名刺を出してくれて、名刺交換をすることができました。
一社員に話をして意味があるかわかりませんが、そこを突破しなければ先に進めませんので、立ち話で数分間話をしました。
その結果、話は聞いてもらえたものの、元請けとして入り込むのは無理という返事でした。
この業界に限ったことではありませんが、元請けとして入り込める余地があるかどうかは、その事業所にいる人なら誰でもわかりますので、それが答えになります。
何とも言えない消化不良のような気持ちもありましたし、「やっぱりなあ・・・」という絶望感もありましたが、門前払いにならなかったというプラス材料もありましたので、多少の達成感はありました。
そうして、初の飛び込み営業は10分足らずで終わりました。
従業員が数人いて、小さな事業を営んではいたのですが、下請けですので何もかもギリギリで時間がないため、急がねばならない状況でもありました。
飛び込み営業をするには、ビジネスマンらしい格好をしなければなりません。
サラリーマン時代はスーツを着て通勤バッグを持っていましたので、見た目の用意はすぐにできました。
バッグの中には、会社案内や今までの実績を書いた資料などが入っています。
そして、名刺もすでにありましたので、これで用意は完璧です!
と言いたいところですが、バッグの中にあるのはノートとペンだけでした。(笑)
会社の概要を書いた用紙も何もなく、あるものは名刺一枚のみです。
常識からするとめちゃくちゃですが、担当者か誰かと実際に対面して話ができれば何とかなるだろうと思っていましたので、会社案内すら頭にありませんでした。
とにかく行くしかないということと、「行けば何とかなるだろう!?」ということしかか頭になかったのです。
最初は、下請けとして仕事をしている近くのコンクリート製品製造工場に行くことにしました。
まったく見ず知らずの土地に行くよりも、多少は知っている工場の方が話ができると思ったのです。
その工場はかなり大きく、大阪ドームの建設も手がけていることは知っていました。
普通に考えれば門前払いで終わるのですが、そんなことを考えていてはどこにも行けませんので、とにかくダメ元で行くことにしました。
とはいえ、相手は大企業のような工場です。
正門の前に車を止めて、一息ついてから行こうと思ったのですが、なぜか車から出ることができません・・・。
その規模に圧倒されて、行く勇気が出なかったのです。
しばらく考えていたのですが、考えても話は進みませんので、思い切っていくことにしました!
事務所らしき建物に入ると、若い社員が一人だけいました。
名刺を出して用件を言うと、相手も名刺を出してくれて、名刺交換をすることができました。
一社員に話をして意味があるかわかりませんが、そこを突破しなければ先に進めませんので、立ち話で数分間話をしました。
その結果、話は聞いてもらえたものの、元請けとして入り込むのは無理という返事でした。
この業界に限ったことではありませんが、元請けとして入り込める余地があるかどうかは、その事業所にいる人なら誰でもわかりますので、それが答えになります。
何とも言えない消化不良のような気持ちもありましたし、「やっぱりなあ・・・」という絶望感もありましたが、門前払いにならなかったというプラス材料もありましたので、多少の達成感はありました。
そうして、初の飛び込み営業は10分足らずで終わりました。
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