ガスの配送を元に事業展開した人

» 2012/09/28

民商を通してプロパンガスの配送をしている人を紹介してもらって、その人の関連で配送員を募集している会社があるということだったのですが、その話は流れてしまいました。

そこで、その方が「ワシの仕事を手伝ってくれるか？引退を考える日も遠くないしのう・・・」という話をしてくれたので、そうすることにしました。

すでに前職を離れていますので、善し悪しよりもそれしか仕事がありません。

その方の自宅に行ってみると、かなり大きな家でした。

地元で昔から住んでいるので、そんな大きな家なのだろうと思っていました。

チャイムを押すと奥さんが出てきて、「道路の反対側のウォッシャーランドにいる」と言われたので、車を洗っているのだろうと思って行ってみました。

すると、長靴を履いて作業しているおっさんがいて、よく見るとその方でした。

そこでアルバイトの雑用でもしているのかと思ったのですが、その方が経営していたのです。

プロパンガスの配送で資金を作って、ウォッシャーランドを始めたということだったのです。

その斜め横を見ると5階建てのビルがあって、「○○ビル」と壁面に書いてありました。

「この辺りは○○という名前が多いんだろうな？」と思っていると、その方が所有しているビルということがわかりました。

プロパンガスの配送のおっさんだと思っていたので、これには驚きました！

その後、いろんな話を聞いていると、他にもいろいろ事業をしていて、かなりのやり手だということがわかったのです。

プロパンガスの配送で資金を作って、事業を拡大していたのです。

ただのガスの配送のおっさんではなく、実業家でしたので、これはラッキーだと思いました。

ガスの仕事ができるばかりか、いろんな勉強もさせてもらえそうですので、理想的な人だと思ったからです。

また、プロパンガスの配送は稼げるという象徴でもあります。

稼げるのはわかっていましたが、こうして目の当たりにすると、それが実感となりました。

「ガスもあるし、他にも仕事があるし、まあ、いろいろやってくれや！ガハハハ！」と調子の良い言葉に、調子乗りの私は浮かれていたのです。（笑）

ここで、人脈の大切さを思い知りました。

また、目に見えない巡り合わせもあるような気がしました。

紹介されたのがガスの配送だけをやる人で、その紹介先に仕事がなければ、ガスも何もつながらなかったかも知れません。

でも、こうして良い人に巡り会えると、一石二鳥というか、グイグイ話が進んでいくことになります。

紹介は自分でコントロールできない面が大きいですが、「こうして調子良く進むのも、やっぱり実力があるからかなあ～」という感じで調子に乗っていたのでした。