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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

1年間の経験と結末

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その運送会社のトラックに乗っていたのは、おそらく1年くらいだと思います。

単なる一ドライバーにすぎませんでしたが、それまでは大企業のサラリーマンだった私にとっては、とてもいろんな勉強ができました。

世間知らずだったのが、少しは世間の一般常識を知ることができました。

独立開業という形態になっているものの、結局は雇われているようなものでしたが、この段階での私にとっては、それで良かったのかも知れません。

人並みの力も何もありませんので、普通に起業できるわけがありません。

そこで、中途半端ともいえる業態が良かったのだと思います。

それにしても、軽貨物運送業を開業していることになりますし、200万円以上のローンを組んで新品の軽トラックを買ったのですが、結局使わないまま終わってしまいました・・・。

使わないとなってしばらくしてから、一緒に起業した友人に貸したのですが、ルーズな友人だったため、使用料金は入ってこなかったと思います。

置いてあっても邪魔になるだけですので、それほど気にしていなかったのですが、友人であっても、請求するべきものはきちんとするべきですね。

実は、今でも請求するのは苦手ですので、それは当時から変わっていないようです。(笑)

結果的には無駄なローンを払い続けることになるのですが、「これも経験だし勉強だ!」と自然に思っていました。

また、「自分で営業しなくても仕事がある」という聞き心地の良い言葉に、何も考えずに乗った自分の責任だと思っていました。

ここで、「使いもしない軽トラに200万円も使わせやがって!金返せコラ!」と、どこかで見たことがあるような態度を取っていたら、人並みで終わっていたと思います。

全ては、自分が判断したことですので、全ての責任は自分にあるのです。

後悔しても仕方がありませんので、自然にそう思って次に進むことにしたのです。

そして、軽貨物運送の会社を辞めました。

会社を辞めたと言うよりも、雇われていたわけではありませんので、契約解除したわけです。

その後は、何をしたのか思い出せませんで、次回までに思い出すように努力します!(笑)

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