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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

運送会社のリスク

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運送業の許可を取るには、最低でも5台のトラックが必要ですし、青ナンバーを取るための申請や会社登記などで100万円くらいの費用がかかるということでした。
(今はどうかわかりませんが)

一昔前では、それでも十分に儲かっている会社が多かったのですが、現在はとても厳しい状態になっています。

私がトラックに乗っていた当時でも、運賃は下がる傾向にありましたが、昔ながらの運賃で継続している仕事も多くありました。

しかし、今は荷主も知恵が付いてきますので、運賃は下がる一方になってきています。

それに加えて、最近は排ガス規制で、借金して新車を導入しなければならない状態になっている運送会社も多くなっています。

そして、事故のリスクが付いて回ります。

私がトラックに乗っている時でも、周囲で事故が起こった話を聞いていました。

その大半は居眠りが原因です。

ほとんどのドライバーは、日頃から眠気と戦いながら運転していますので、戦いすぎると事故になる可能性が高くなります。

事故があっても補償の面は保険がありますので、それほど心配はいらないかも知れません。

でも、内容によれば持ち出しも必要ですし、その後の保険料が高くなってしまいます。

そして、何よりも信用面でダメージを受けることになります。

運転は慣れたものですので、無茶な運転や暴走などを除いては、事故につながることはほとんどありません。

でも、どれだけ優秀なドライバーでも、睡魔は襲ってくるのです。

運送会社に限りませんが、車を運転する以上は事故につながる可能性があります。

運送会社は、その可能性が極端に高いということです。

その割には、そんなに儲かる事業ではありませんので、経営者は不満に思っている節がありました。

ただ、どんな事業でもリスクはありますし、良いことばかりではありません。

運送会社でいえば、事故が起こるリスクはあるものの、仕事は比較的安定しているというメリットもあります。

また、積み込みさえできれば、何でも運べるというのもメリットです。

そうなると、結局はプラスマイナスゼロと言えますね!?

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