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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

独立したきっかけ

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高校を卒業して5年間のサラリーマン生活を経た後、独立したのですが、そのきっかけは、ただの勢いだけでした。(笑)

独立と言うよりは、勢いで会社を辞めただけですね。大した計画があるわけでもなく、サラリーマンをしながらやっていた副業も下火でしたので、世間から見れば、かなり無謀な行動でした。

しかも、妻が会社を辞めてから一ヶ月後に、私も会社を辞めたのです。お互いに大企業に勤めていましたので、二人分の安定した収入がありました。

妻が仕事を辞めた理由は思い出せませんが、その直後に私も会社を辞めましたので、サラリーマンとしての収入は一気にゼロになります。

しかも、家を建てるのに会社の住宅融資を使っていましたので、それを全額返済しなければなりません。金額にして400万円近かったと思います。

それだけの貯金があったのか、どこかから借りたのかはわかりませんが、とにかく全額返済しました。そして、晴れて独立したのですが、世間からするとめちゃくちゃだと思うでしょうね。

でも、幸か不幸か、会社を辞めるのを引き留める人はいませんでした。

会社の同僚は、いずれ辞めると思っていた人が多かったようで、激励してくれました。友人、知人は「おお!さっさと辞めろ!辞めろ!!」という感じでしたね。(笑)

ビジネス仲間は、それほど反応もなく、ビジネスの話をしていたと思います。

「辞めるなんてもったいない!絶対に後悔するぞ!」という人は一人もいませんでした。実際はいたと思うのですが、私には聞こえてきませんでした。

聞こえていないというか、当時の私は人の意見を聞かないタイプでしたので、聞こえていても聞いていなかったのでしょう。身内などは、それを知っていて何も言わなかったのかも知れません。

当時は思い付きで行動して、やるなら徹底的にやって、誰の意見も聞かないという感じでしたので、あっさりと辞めることができたのだと思います。

それでも、実際に辞める時は勇気がいりましたね。当時は、大企業を辞める人は少なかったので、いざ辞表を出す時には勇気がいりました。

一言で言えば無鉄砲な性格でしたので、辞めることができたのだと思います。

当時は、本当に何も考えていなかったのですが、見守っていてくれる人がいたから、すんなりと辞めることができましたし、その後も何とかなったのです。

いま考えると、感謝しか出てきません。

しかし、何も考えていないアホな私は、そんなことに全く気が付かなかったのでした。

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気が付けば、前回からかなり間が空いてしまいました。(汗)言い訳していいわけありませんが、別に忘れていたわけではありません。書こうと思っても、なぜか筆が進まなかったのです。

「これは企画倒れか?」と思ったのですが、とにかく思い付いたことを書こうと開き直りました。意識して有益な情報と結び付けると書きにくくなりますので、気にせず書いて行こうと思います!

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