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クラウド戦役をZガンダム視点でわかりやすく解説するブログ+時々書評。

「強襲、ITmedia Virtual Expo ~IT業界は刻の涙を見るのか?~」

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「過ちを気に病む事は無い。ただ認めて、次の糧にすればよい。それが大人の特権だ」
とシャアのクローン※であるフル・フロンタルも言ってくれてはいるものの、
これはちょっとやり過ぎたか、と少しばかり後悔しないでもない。
このブログ、「Azureの鼓動」を書かせていただいているITmediaさんが主催する
ITmedia Virtsual EXPO 2012というオンラインイベントにおいて、
少々やり過ぎ感のあるネタ提供をしてしまった。現場の盛り上がりというのは恐ろしい。
「IT業界は刻の涙を見るのか?」というタイトルのスペシャルトークセッション
企画会議の段階で議論が白熱し、気づいてみればコスプレ大会になってしまっていた。

ITmediaの小林氏がジオン側代表ということでガイア少尉、本業だけでなく
IT系ガンダムオフ会などでご一緒しているテクノアライアンス森中氏がガタイのデカさを
利用してバスク・オム大佐、そして私が悩めるクワトロ・バジーナ大尉を演じている。
いい年してバカを本気でやり抜く男の生き様をとくとご覧いただきたい。
何の解説もないとかえってわかりにくい、という方もいるかもしれないので、
背景を説明しておこう。

■エゥーゴ、ティターンズ、アクシズ三つ巴の戦い
Zガンダムが描かれる宇宙世紀0087年、一年戦争でジオンを破った地球連邦軍は、
主義主張の違いから内紛が生じ、ジオン残党軍討伐を笠に着た地球育ち中心の
エリート組織であるティターンズと、スペースノイドの自治解放を謳うエゥーゴが対立する
形となっていた。さらに、その混乱に乗じてジオン残党軍が拠点としていたアクシズが
地球圏に帰還し、3勢力が三つ巴の戦いを繰り広げる、という設定である。
単純な勧善懲悪シナリオにならないのはガンダムシリーズの伝統であるが、この適度に
複雑な設定が、今のIT業界、中でもクラウド周辺の動きを正しく捉まえる際にちょうどよい
ということから、Zガンダムを彷彿とさせる「Azureの鼓動」というタイトルで、
ブログを書かせていただいている
。30代、40代を中心にIT業界×ガンダムファンは
かなりの数生息していると考えており、オトナの事情で直接的な表現が難しい事象を
ガンダムメタファで解説しているこのブログは、一部ガンヲタの方々には超わかりやすい!
と好評いただいており、今回の出演オファーにつながったと思われる。
■クラウド戦役におけるメタファ設定の軸
Azureの鼓動」および私のtwitterなどにおける発言は、基本的にエゥーゴ所属の
クワトロ・バジーナ大尉(搭乗機:MSN-00100百式)を軸にしている。赤くて3倍好きな
ライト層含めガンヲタに同胞は多いと思われるが、私も自称:シャアの前世と
信じこんでいるクチである。

その私がリアルで所属しているのが、IT業界における連邦軍たる
マイクロソフト内クラウド推進チーム。どれだけマーケティング的美辞麗句を並べようが、
強固なパートナーエコシステムを巻き込む従来のライセンスビジネスからの移行には、
それなりに摩擦が生じる。そのリアル組織での対立を、エゥーゴvsティターンズで考えると
スッキリする。「地球の重力に魂を引かれた人たち」すなわち
「過去の成功体験に引きずられる人たち」が結構多い。
ただ、これを直ちに粛正すればよいというわけではない。

確かに、ビジネスの絶対額をみれば、まだまだライセンス販売(クラウド派はこれを
オンプレミスと呼ぶ)の比率が高く、依存しなければならないこともある。
急激すぎる変化はIT業界自体を滅ぼしかねない。
地球と比べ、宇宙には期待するほどの資源がないのと同じだ。
この変革をドラスティックに行おうとしているのが、Google、Amazon、Salesforceを
筆頭とするクラウドネイティブな勢力で、ジオン派といってもよい。後にミネバ・ザビが
言及するとおり、ジオン派は一枚岩ではないのだが、U.C.0087年においてはアクシズが
その代表的勢力となっている。
以上、まとめると
ティターンズ:マイクロソフトおよびその周辺のライセンスビジネス担当
エゥーゴ:マイクロソフトおよびその周辺のクラウド推進派
アクシズ:破壊的テクノロジーをもつクラウド専業の新規参入組
が三つ巴で戦っているのが、2008年頃から2012年にかけて続いている
クラウド戦役なのである。

この続きは、Virtual Expoの動画をご覧いただきたい(要登録)。
↑メインエントランスから9月18日公開一覧を開いた画面。スペシャルセッションに分類されている。
↑動画はかなりグダグダ感満載。あらかじめご了承いただきたい。
同じような話をこちらのポッドキャストでも話させていただいているので
ご興味ある方はあわせてお楽しみいただきたい。
■勝負の行方は…?
多くの方が気になるであろう、「で、最後はどうなる?」という点においては、
私から見えている範囲においては良くも悪くも恐ろしほど史実通りに事態が
展開してしまっている。Virtual Expoの撮影時にも、グリプス戦役でいうと
現在どのくらいな進捗で?という会話があったが、このブログ執筆時点は、
まさにTV版24話の展開。「少し重すぎる土産だ」と次の回でクワトロが漏らしているのも
痛いほどよくわかる状況。正直ちょっとどうしようかと思うところもあるのだが、
うまく乗り切ってゆきたい。今ひとつ言えることとしては下記。
「事態は見えてきた、あとは簡単だ。共に、戦おう」(パプティマス・シロッコ)
※意図せずネタバレになってしまった人、ゴメンナサイ。Finalが見えてきたOVA版の
ガンダムユニコーンも小説版と変わらない筋書きっぽいのでお許しを。
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