中古で3150円の値がつくUNIXマガジンにあやかって。『月刊ASCII.technologies』新装刊はAzure特集
UNIXマガジン4月号が局所的に人気を博している。特集は「クラウドをつかむ」で
元稚北の丸山先生率いるクラウド研究会の面々が網羅的にクラウド関連技術を執筆している。
クラウドの技術論をまとめた日本語の書籍が少なかったこともあり、一部で人気のようで
Amazonのマーケットプレイスでは2700円、3000円と徐々に値が上がり、今では3150円となっている。
このユニマガ、ご存知の方も多いだろうが、次の発行で残念なことになくなってしまうのだ。
これでUNIXの名がつく雑誌は絶滅となってしまう。Sunすら買収されてしまう昨今、
時代の流れには逆らえないということだろうか。
ただ、単になくなってしまうというわけではなく、発展的解消とでもいうべき展開となっている。
ネットワークマガジンと合併して、ASCII.technologyという名称で新創刊となるのである。
このWeb全盛の時代に、あえて紙の雑誌で、かつ「硬派技術誌」という位置づけに、
アスキーの魂というか、意気込みを感じる。
そしてこのASCII.technologyの記念すべき創刊号に、なんとAzureの特集を
組んでいただけることとなった。
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マイクロソフトのクラウドプラットフォームWindows Azureの衝撃
クラウドコンピューティンング用OSとしてマイクロソフトが投入するWindows Azureとは
いったいどんなものなのか?その基盤技術とマイクロソフトが目指すデータセンターの姿を追う。
(ascii.jp内ページより引用)
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これまでの系譜から、非マイクロソフトな方々が読者として多く想定されると思われるが、
ここにあえてWindows Azureを当て込んでいただいているあたり、より広い技術者の方々に
読んでいただきたいという企画意図がくみ取れる。
ASCII.technology編集部の熱い期待に応えるべく、丸山先生以下、Azureを技術的に詳しく
語れる執筆陣が担当させていただいた。Azureに関する日本語の情報提供が少ないという
おしかりを受ける機会もありがたいことに多くなってきたが、本特集の内容にご期待いただきたい。
私もマイクロソフトの戦略を解説するパートを担当させていただいている。
書店販売は5/23日とのことである。
見かけた際には是非手にとっていただきたい。
Amazonではすでに予約受け中だ。
ユニマガを買いそびれた方も、続編を読みたいという方、なんだかよくわからないが
オモシロそうだという方も是非。