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アジャイルに行こう!

JavaOne で感じたこと(^.^)

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Javaone2006generalsession JavaOne から帰ってきました。いろいろ感じたことがありますので、まとめておきたいと思います。

Java は11年目を向かえ、成熟の域に達しています。今回のメッセージは、

  • コミュニティ重要(Community Matters)
  • 未来重要(Future Matters)
  • 換性重要(Compatibility Matters)
  • オープン性重要(Openness Matters)

であり、

for
EVERYTHIG
that
MATTERS

が全体のコンセプトでした。上記は分かりやすいとはいいながら、何も言っていない、ということもいえる。要は、もう既にJavaで何か、という話ではなくなっておりもっと重要なことはその上にある、ということでしょう。一応、Jonathan の初日のジェネラルセッション(JavaOneでは大きなホールでやる基調講演をこう呼ぶ)のマインドマップを載せて起きます(現地でリアルタイムで取ったもので、単なる自分メモですがキーワードを拾ってください)。

さて、ぼくたちは、チェンジビジョンのブースで3日間、ずっとJUDEとTRICHORDのデモをしていました。今回の出展の目的は、とにかく海外での最初の露出を得ること。ブースにいて感じたことは、ぼくらは、もっと世界にでないとダメだ、ということです。ほとんどの人はJUDEを見るのが初めてです。UMLに詳しい人でも、「え?こんなの知らないなー」という反応がほとんど。そしてその次の一言は「え?フリーなの」。もっともっとぼくらのツールを知って欲しい。

でも、ブースに来てくれた人で、JUDE知ってるよ、使ってるよ、と言ってくれた人が10人くらいいました。一人、ブラジルから来た人は

とにかく、あなたたちに congratulations! というために、このブースにきたんだ。会社で前はRoseを使っていたけど新人が学校で使ってたというJUDEを使い出したところ、一気に会社全体に広まってしまった。使いやすいソフトを作ってくれてありがとう。じゃあな、がんばれ。

と言って去っていきました。彼の後ろ姿を追いながら、世界で勝負しよう、と強く思った。きっとできる。その後も、ブラジルから、ぜひリセーラーになりたい、という若者に出会えた。前々からメールで交流していた彼は NetBeans のセッションを持っており、ブラジルでのオープンソースのムーブメントを熱く語っていた。

フリーで使えて最も使いやすく、かつ、安価で購入できるJUDE。ぼくらは自分たちの顧客に、他のフリーソフトとバンドルしてJUDEをいつも薦めている。有償版も売ることができる。

JUDEの市場としても、日本:海外=1:1で考えていこう。来年には、さらに海外の売上を伸ばしたい。そして、世界に一石を投じたい。

それから、Erich Gamma のジェネラルセッション。Eclipse Way という Eclipse の開発プロセス(プラクティス)の話で、もろに、アジャイル開発。それも、健康的なプロジェクト(Healthy Project)、トランスペアレンシ(Transparency)、正直さ(Honesty)を価値としている。こんなに「普通の」セッションで当然のようにアジャイルの話が聞けるとは(ちなみに、Gamma は Kent Beck とペアプロして、最初の JUnit を書いた人)。また、Kent Beck も気軽にブースによってくれた。

ぼくはチェンジビジョン代表として、世界で、自分たちを表現できるソフトウェアをビジネスにしなければいけない、と強く思いました。おそらく、ぼくには今しかできないことなんだと思う。そして、今ならできる。

ちょうど会期中、土曜日にぼくは誕生日を向かえ、40歳になりました。mixi やメッセンジャーでお祝いを頂いた人、また、現地、飛行機の中(!)でお祝いしてくれた人、ありがとうございます。記念すべき日として、ずっと覚えています。その日に日付変更線を超えたため、とっても短い40歳の誕生日でした。そして、「不惑」です。もう惑いませんよ。

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