定年退職後の生活をどうすれば良いのか?
会社は、社員を65歳まで雇用する義務があるとなった。
でも、現実はどうだろうか。多くの会社は、60歳時に自主退職をするように仕向けているのではないだろうか。
会社は雇用の場を提供するが、その雇用の場が受け入れ難い環境にすれば自主的に退職を選ぶだろうという事だ。
会社に65歳までしがみつきたい方は、しがみついた方が良いだろう。そうでない方は、会社というしがらみを捨てて本来の自分の力を試す機会が与えられる。
会社勤めが長いと生活のパターンと思考が会社という環境を前提になってしまう。そのため、転職先を自然と探してしまう。仮に転職先が見つかっても5年後にはまた元の木阿弥になる。
65歳からは、年金生活で遊びたいと思うかもしれないが時代はそれを許してくれないかもしれない。年金だけでは生活が難しくなってきているからだ。死ぬまで働くという時代がやって来るかもしれない。
これからの時代は、年齢を問わず働ける人が差別なく働ける社会が求められる。少子化の日本である。若い人たちだけでは労働力が足りなくなる。ロボットが代わりをすると思っている人がいるかもしれないが、ロボットが成熟して人間がコントロールできるまで時間と試行錯誤が続くだろう。
ロボットによるサービスよりも生身の人間のサービスを求める人がこれから増えるはずだ。
今月、仕事と観光を兼ねてWashington, D.C.とSan Diegoに出張した。United Airlineのチケットカウンターでは、お客がチケット発行手続きをするタッチパネルがあった。チケットカウンターに受付の担当者がいるがやり方を教えるだけである。
昔のように人間にチケット発券をして頂きたいと思ったのは私だけだろうか。
いずれにしてもシニア人材はこれから見直される。そのときが来るまでシニアはシニアを助けるための雇用創出をする必要がある。既存の会社はまだそこまで目が行っていないし、考え方も以前のままである。
定年退職をした人がまずやるべき事は
>>こちらに続く