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中高年の起業家の卵へ

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私は、51歳の時(2006年9月)にGoyat LLCという合同会社を設立し た。

起業後1年目

好きな仕事で始めたビジネス。最初の1年は、赤字でも良いから色々なことをやってみよう!こんな気 分で始まった。過去のツテは、ほとんどビジネスの売上に貢献せず。この1年で自分のビジネスの基盤を作るしかないと思い直す。

たぶん、

ほ とんどの起業家は、こんな感じだろう。

朝起きると「うつ」の気分。やるべき事を書いた手帳を開き実行しているうちに「そう」になってい く。それが夕方だ。このパターンを1年間続ける。

最初の1年は、色々な方から見える支援と見えない支援をいただく。見える支援は、売上と なって現れる。見えない支援は、精神的な支えとなって現れる。

精神的な支えは、起業家に取って必須だ。早いうちに気楽に何でも相談出来る 知人(起業家)を持つべきだろう。不安の支配が自分の心の90%以上を占めるからだ。 不安は、何かに没頭している時とメンターと話をしている時に姿を消す。一時的に!

一番目に見えない支援者は、あなたのご両親だろう。両 親は、子供が大人になっても何時までも見守っているからだ。

私の両親は、既に他界している。でも、私を別の世界から見守っていてく れる。ある時は、他人の口を借りて勇気づける言葉を話しかけてくれる。 そんな出来事が、何度となく体験する。精神的に不安定な息子を励ま すために見えない支援をしてくれている。

起業の良し悪し

いろいろな理由で中高年の方は、起業する。どんな理由にせよ今 まで味わったことがない世界を体験することになる。 不安との戦いが最初の踏み絵だ。一般的に初年度は赤字。次年度で黒字になれば順調。これが出来ないと運転資金がなくなり失敗に終わる。運転資金=資本金+ 利益が3年目に残っていないと不安の勢力が勝ってしまう。

できるだけ固定費を少なくして運転資金を営業活動費に費やすことがポイントだ。

誰 もが起業家になって成功するという保証がない。むしろ、失敗する人のほうが多いだろう。失敗したら、どうすかも一緒に考えて起業をする。 いつも、最悪の状態を想定して対策を講じる姿勢が必要だ。その姿勢が無いと崖っぷちから落ちる。

3年目で黒字になれば、起業のご褒美 をいただける。

ご褒美は、「自分の足で力強く地べたを歩ける!」という自信だ。 私のような元会社員にとって会社に依存しないで自分の足で食べていけるという自信は、別世界で新しい自由を得たとおなじだ。色々な自由を得 られる。全て自分で決められる自由は、最高だ。今まで見えていない世界が見えてくる。経営者から見たビジネスの世界は、会社員が見た世界と全く違う。

面 白いことをたくさん経験出来る。危ないことも楽しいことも。

生きているのではなく生かされている

起業して 真っ先に学んだ事は、自分は生きているのではなく生かされていると言うことだ。会社員の時代は、生かされているなんてこれっポッチも感じて いなかった。多くの起業家は、共通してこの事を学んでいる。貴方もきっと学ぶだろう。

さらに、

自分は、多くの人と結ばれてい て相互依存で生かされているということも分かるだろう。

起業するには、勇気がいる。情熱もいる。夢もいる。奥さんのサポートもいる。先祖代 々の見えない支援もいる。多くの支援者の力で今の貴方を起業まで導く。その期待と支援をムダにしないように不安に襲われても決して「諦めない!」 こ とだ。諦めた時点で負けだからだ。

ただし、

どうせ負けるならば、賢い負け方をした方が良い。セカンドチャンスをつかんで負け ることだ。大きな負債を抱えないでこれ以上危ないと思ったら、深追いをしないで会社を清算すべきだ。そして、時期を見て再度挑戦する。そんな負け方をして 欲しい。

私の会社は、幸運にも多くの見えない支援を受けて4期目に入っている。特に亡き両親の見えない支援に負うことが多い。精神的な支え は、ビジネスを軌道に乗せる上でもっとも重要な要素だからだ。

今の貴方は、先祖代々から続いたバトンランナーだ!

そ のバトンを貴方の息子や娘につなげなければならない。そのためには、勇気を持って自分の新しい人生を切り開く最初の一歩を踏み出さなければならない。人生 は、一度しかない。年を取るに従って命の尊さを学ぶ。あなたの命には、限りがある。 チャンスと思った時がチャンスである。同じ時間は二度とやってこない。

私の亡き母親は私の姉の口を借りてこう話してくれた、「 今を精一杯生きるのよ!」

亡き母親は、田舎の雑貨店の経営者であった。経営者の真実の言葉だ。

 

 

 

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