マイクロソフト社、学生のPC購入にクラウドファンディング的な「Chip In」プログラムを導入開始
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学生が欲しいPC購入代金を集めることのできるプログラム「Chip In」
6月4日(火)、マイクロソフト社が大学生のPC購入に関して、新しくクラウドファンディングのような仕組みをスタートしました。今回発表された「Chip In」プログラムは、友人や家族を主なドナーと想定して、欲しいパソコンの購入代金を寄付してもらうというもの。
利用フローは次の通りです。まず学生がChip Inのサイト上にあるPCもしくはタブレットを選択し、Facebookログインします。次にプロフィール、キャンペーンページをつくり、友人や家族(や他人)に寄付を呼びかけるのです。マイクロソフト社は、最初の10%を寄付として出すということも決まっており、特徴の1つとも言えます。
最初の1万人には、豪華特典も!
リリースしたばかりのプログラムですが、最初のキャンペーン成功者1万人には「Office 365 University」を4年間無償で受けることができます(「.edu」ドメインのメールアドレスを持っているアメリカの大学生や国際学生証を持つ学生が対象)。
入学時期に向けての約3ヶ月間の限定プログラム
このプログラムは一旦、9月頭まで行われる予定。これから、大学の9月入学に合わせて各社が学生向けのプロモーションで忙しい時期となっていきそうです。かつて699ドル以上のWindows PCを買った人に向けて、Xbox 360をタダで提供するキャンペーンなども行ってきたマイクロソフト社。
クラウドファンディングを運営する会社はまだまだベンチャーが多いですが、今回のマイクロソフトの取り組みのように少しずつプログラムやキャンペーンとして取り入れられるようになり、クラウドファンディングの大きな流れを感じますね。引き続き、注目してきましょう!
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