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日本の将来は女性が握っている?

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Muraki*毎年部署のメンバーでお参りしている花園神社のダルマみくじ。流行りの太眉です。

日経セミナーの2人目のスピーカーは厚生労働省の事務次官の村木厚子さん。
 
村木さんの講演は、女性に関する国の状況から施策、そして個人的にご自身のキャリアからのアドバイスまで幅広くお話されていました。
 
国の状況に関しては、もうここ10年くらい毎日のように聞いている「少子高齢化」の話です。
昭和46~49年に生まれた第二次ベビーブームの世代以降、出生数は毎年減るばかり。その裏で高齢者の占める割合が大きくなっている。今は若者3人で高齢者1人を支えているところ、2060年ころには若者1人で高齢者1人を支えることになり、負担が増えていってしまいます。
  
その対策としては、以下二つでした。
 
直近の対策:働く人を増やす。つまり、女性や高齢者がもっと働く。
未来の対策:子どもを増やす。つまり、女性がもっと子供を産む。
 
少子高齢化の話を改めて真剣に聞いて、思いました。
現在も、将来も、女性が日本成長のカギを握っているではないですか!
 
要は子どもも沢山産んで、そして働いてくれっていうことなのですが、今の状況だとそれを達成するのは難しい。だから、社会は、企業は、男性は、そして女性は何をどう変えていけばいいのかを考えている。それが今の状況です。保育所はあといくつ必要なのか、どういうサービスが必要なのか、男性はどうやって家事・育児を担えばいいのか、会社は働く環境をどう整えていくのか、女性はどうやって両立していくのか、家事代行サービスを使うのか、親に手伝ってもらうのか。こういったことを各自で模索している。
 
で、女性が働きやすい環境を作るには、もっと多くの女性管理職がでてくることが大事。
それをどう増やすのかというテーマに昨年から私は取り組んでいるのですが、ひとつ思ったのは「手をあげる」制度自体が女性には合わないのではないかと思っています。
女性の場合、優秀だけど「私はまだ足りない」と思う謙虚な人が多い。そうすると、私はまだ足りないとどこかいつも思っているから、なかなか手が上がらない。なので「手をあげる」制度以外の何かが必要だと思っています。
ここは、きっと人によって意見が分かれるところでしょうか。
 
とりとめなくなってしまいましたが、女性としては、社会から「何を変えたらいいの?」と問われている今は大きなチャンスだと思うのです。こうした方が女性のためにも社会のためにもいいと思う!という意見をバシバシだしていくのが、まずは第一歩かと思います。
 
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