平成28年版情報通信白書の公表〜特集 「IoT・ビッグデータ・AI ～ネットワークとデータが創造する新たな価値～」

総務省は2018年7月29日、「平成28年「情報通信に関する現状報告」（平成28年版情報通信白書）」を公表しました。

今回の白書では、特集テーマを「IoT・ビッグデータ・AI　～ネットワークとデータが創造する新たな価値～」とし、IoT・ビッグデータ・AI等の新たなICTについて、その進展状況と社会全体にもたらす変化を展望しています。

とあるように、IoT・ビッグデータ・AIが一つの大きなキーワードとして、ストーリーが構成されています。

出所：総務省 平成28年「情報通信に関する現状報告」（平成28年版情報通信白書）2018.7

IoT・ビッグデータ・AI ～ネットワークとデータが創造する新たな価値では、

○少子高齢化やそれに伴う人口減少は、我が国経済の供給面と需要面の双方にマイナスの影響を与え、中長期的な経済成長を阻
害する可能性がある。
○ＩｏＴ等の新たなＩＣＴは、企業の生産性向上や新たな商品やサービスの創造等を通じて、より一層重要な役割を果たすことが期待されている。
○データの流通を通じた価値創造や課題解決を実現するためには、サイバーセキュリティの確保が重要な前提となる。

となっています。

情報通信白書については、折を見て、まとめてみたいと思います。