『2015年』の抱負（５）ブログの継続と専門性の創造

2007年6月にブログを毎日書き続けてから約7年半を超え、約2800日の記事を書き続けることができました。

この間、情報の収集力、情報のアウトプットのための、文章を書く技術やノウハウ、市場とのコミュニケーションなど、ブログから多くのことを学んできました。

そして、社外の有識者など多くの人脈のつながり、講演や執筆機会など、ブログを通じて、数えきれないほどの貴重な機会を得ることができました。

「自分がもしブログを書かないで過ごしてきたら、どうなっていただろうか？」と考えることが多々あるのですが、少なくとも今の自分はなかったでしょう。

ブログを書く上で自分自身が、最も意識していたことは、

ブログを通じて、自分自身の専門性を創る

ことです。

これまで、ブログを通じて、ITの先進的な動きについて様々な視点で情報を発信してきました。

「クラウド」については、2008年5月ごろからブログで書き始めるようになりました。ブログがきっかけとなり、2008年の夏ごろには、「クラウド」をテーマとして出版のお話をいただき、2009年2月に『「クラウド・ビジネス」入門（創元社）』の出版機会に恵まれることができました。この出版が機会となり、その後、多くの講演機会や執筆、ビジネス面でも大きなプラスとなっています。

現在も、「クラウド」に関わる仕事が中心となっており、今の自分の仕事における土台となっています。

ブログを書いている内容は、もともと自分自身に専門性が内容のものだけではありません。ブログを通じて、本を読んだり人と会うなどいろんなところから情報収集をし、継続的なアウトプットを続けることで、自分自身の専門性を創る努力を続けます。そして、継続して情報を発信し続けることで市場からも情報発信の内容を認知され評価されていくというサイクルを作れたことが大きかったと感じています。

今後も自分自身の専門性を創り高めていくために、ブログを続けていければと考えています。