トランプ大統領を支持した白人労働者階級が求めるIoT，AIへの壁
トランプ保安官は ワイアットアープの再来だあああぁあぁあぁ
アラモ砦作って メキシコ やっつてよぉおおおぉ
ついでに シリコンバレーの 悪者 ビリー・ザキットも倒してほしい！！
現代のビリー・ザキット＝アップル、グーグル・・・やつらはAIやIoTで武装 してるぅうう
ふん、シリコンバレーを インデアン扱いするなら 独立するぞ！！
トランプ保安官に守ってもらえよ お前らは！！ あっかんべ～～～～ ＾＾
Protesters against President-elect Donald Trump march peacefully through Oakland, California.Noah Berger/Reuters
＜出所 ＢＩＩ ＞
米国大統領に当選したドナルド・トランプ氏はTPPからの脱退を宣言し、お陰で日本のアベノミクスの成長戦略は風前の灯火です。さて面白いのはヒラリー・クリントンさんを支持して一敗地にまみれたシリコンバレーの見方です。（ビジネス インサイダーの記事が面白いです）
トランプさんが大統領選挙で勝った理由は「ラストベルトの白人労働者が支持した」ためです。
その合言葉は「メキシコに壁を作れ！！」でした。カナダ国境にある五大湖の周りの製造業が集積する州（オハイオ、ペンシルバニア、ノースカロライナ）では、メキシコの壁は「ラテン系の不法移民が入ってきて職を奪う。それをトランプ氏が阻止してくれる」でした。更に「メキシコに米国自動車輸出用の工場を作るフォードや日系メーカーがアメリカ人の職を奪う」となります。つまり米国の白人労働者は「職を奪うラテン系移民とメキシコに工場を移転する悪い起業家をやっつけるワイアットアープのような保安官」を求めていました。それがメキシコに壁を作るトランプ保安官だった訳です。
一方カリフォルニアでは、シリコンバレーの起業家達は「IoTやAI」も白人労働者階級には「壁の対象」に見えていると論じています。グーグルやテスラ、Uberが「自動運転」（IoTとAI）を叫べば叫ぶほどIoTとAIによる「自動運転は仕事を奪う」と白人労働者層の眼には映ります。「現にロサンジェルスのタクシー会社はUberのせいで倒産したではないか」となります。そしてIoTが工場に入って効率化が進めば「また職が奪われる」となるわけです。「自分たちはグーグルの社員のようなクリエイティブクラスにはとても変身できない」となり、機械打ちこわし運動の代わりに守護神を求めてトランプ保安官に票を入れました。
「IoTやAI」時代の入り口でソフトウエアの躍進とインターネットが仕事を奪い始めているという見方です。
一方「彼らがカリフォルニアにも壁を作りたいなら米国から独立してやろう」という「カレキシット」と言うシリコンバレーの議論が注目されています。
第一次世界大戦後の1920年代にフォードがＴ型フォードを出して「白人労働者層でも一戸建ての家と車が買える豊かな社会」が到来して以来、１世紀近く経過してリーマンショックの後「職は戻ったけれども給与はじり貧気味」となり、「豊かな社会」は次第に崩壊し始めています。「自分たちの職を奪う悪魔は「メキシコとカリフォルニアの彼方」に住んでいる。」「悪魔を止めて欲しい」と言う見方です。TPPはさながら太平洋の沿岸にすむ仕事を奪う悪魔です。
実際、IoT，AI化が進むほど「アマゾンにより倒産した家電のサーキットシテイや書店のボーダース」の悪夢が先行するでしょう。（ネットで新しく生まれる仕事千人単位に対して奪われた仕事は万人単位）数十年もたてば新たな職が生まれ、それに適応した世代が登場するでしょうが、その前に「豊かな社会」の崩壊が先行しそうだと言うシリコンバレーの議論です。
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