バーニングマン2015のテーマは道化師

テクノロジー | 社会

» 2015/08/26

突然、虫の大群が場所を占拠して　開催が危ぶまれましたが・・・結局、神のご加護で　どういうわけか虫が去って

　開催にこぎつけたﾊﾞｰﾆﾝｸﾞマン2015ですが・・・テーマは　鏡の国のカーニバルです・・・・

　これって　"鏡の国のアリス"　ジャン　＠＠

そうなんです　だから道化師が一杯　でーす

scary clowns

　今年はミュージカルを作ろうとしているグーグル社員もいます　＾＾

　20％プロジェクトかしら　＾＾　ラリーもセルゲイもこういうの大好きそうです＾＾

　 Burning Man musical

　　でも・・・・こんなに広い処　どうやって連絡するのでしょう？　インターネットないじゃん・・・

firechat burning man mesh

　心配ご無用・・・・・メッシュネットワークのファイアーチャットがあります＾＾

firechat burning man

＜出所　ビジネスインサイダー＞

　刺す虫が大量に発生して開催が危ぶまれたネバタ砂漠の中の一週間の祭りバーニングマンです。しかし虫も去り（原因は不明）、8月30日の開始がまじかに迫っています。今年のバーニングマンのテーマは「鏡のカーニバル」、即ち"道化師の町"だそうです。これは"鏡の国のアリス"からとったんですね。だから迷路も作られています。バーニングマン自体にコスプレの要素がありますのでこのテーマは少しも可笑しくありませんが。

シリコンバレーの富豪たち（アマゾンのジェフ・ベゾスさんやフェイスブックのザッカ―バーグさん、テスラのイーロン・マスクさんら）は毎年王様として1週間暮らすそうですから。バーニングマンを盛り立てることによってカウンターカルチャーの伝統をシリコンバレーは守っています。これがフリーやオープンソース、クラウドファンディング、クラウドソーシング、IoTの草の根アイデアの背景にあります。

■ バーニングマン2015でミュージカルを制作

既にINDIEGOGOで資金調達が行われていますが、バーニングマンのお祭りを利用してミュージカルを作る動きがあります。名目は音楽の作成になっています。ミュージカルのテーマは「バーニングマンとシリコンバレーの衝突」だそうです。両者の文化のぶつかりあいをミュージカルにします。これも面白そうです。中心人物のMatt Wernerさんはグーグルのテクニカルライター（a technical writer at Google）です。

Burning Man: The Musical

https://www.youtube.com/watch?v=K0wLvHXjI-w

■ インターネットがない砂漠での連絡手段

2014年から注目されているのがOpen Gardenのアプリ"ファイアーチャット"です。技術的にはインターネットを介さないで直接、スマートフォンに繋がるメッシュネットワークを活用しています。WiFi や Bluetooth portを使ってスマートフォン間で接続します。これが大流行です。砂漠の町のお蔭で技術も進みます。但し、カウンターカルチャーのコミューンの中での情報機器による連絡には一部に抵抗もあるようです。ファイアーチャットは香港のデモでも注目されていました。確かにインターネットを介さないので当局は抑えようがないですね。200フィート以内に相手がいると連絡できます。"Signal Totem,"＝連絡用のトーテムポールを立てると更に電波が飛びます。