オルタナティブ・ブログ > シロクマ日報 >

決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

FriendFeed が新たな「会話の場」に?

»

Polar Bear Blog でも触れたのですが、FriendFeed がブレークしそうなので、勝ち馬に乗ろうとしている今日この頃です(ちなみに僕のアカウントはこちら)。先ほども購読させていただいている方々の feed を見ていたのですが、ふと個々のエントリ(FriendFeed に登録されているブログの記事、ブクマした記事、アップした画像などなど)に"Like"というメニューがあるのに気づきました:

friendfeed_comment_3

投稿時間の後に、"Comment - Like - Options"というメニューがあるのが分かると思います。これは Twitter で言うところの Favorites のようなもので、気に入ったエントリに印を付けておくための機能。既に他のユーザーが"Like"登録した記事には、ご覧の通り、スマイルマークとユーザー名が表示されています。

また当然ながら、自分が"Like"したエントリはメニューから呼び出すことができます:

friendfeed_comment_2

これで大量にフローしていく情報(FriendsFeed はライフログ的に自分の行動データを発信するツールですから、購読する人が多いと Twitter 以上に大量の情報が送られてきます)の中から、気に入ったものが簡単に保存しておけるわけですね。また他のユーザーが"Like"したエントリも同じように確認することができるようになっています。

その甲斐あって、かどうかは分かりませんが、FriendFeed は単に情報を集約するだけでなく「会話の場」ともなりつつあるようです:

friendfeed_comment_1

実は FriendFeed には"Comment"という機能もあり、Like 同様に個々のエントリに対してコメントを付けることができます。さらに先ほどのメニュー画面にも表示されていた通り、自分/他のユーザーがコメントしたエントリを表示させることも可能。その結果、上のスクリーンショットで分かる通り、FriendFeed のコメント機能でディスカッションが行われるということが始まっています(この場合、元のエントリはブログ記事なのだから、ブログのコメント機能を使えば使えばいいだろうとも感じてしまうのですが)。

ということで、FriendFeed が単なるRSS集約ツールであり、ここからオリジナルの情報が発信されることはないと思っていてはいけないようです。実際、Twitter 的に思いついたことを書き込む機能もあるので、ここでしか読めない情報というものも増えていくのではないでしょうか。さらに「閉じた」会話、例えば他のサービス(ブログや Twitter 等、FriendFeed で集約可能なもの)では誰に見られてもよい情報だけを発信し、もっと突っ込んだ話は仲間と FriendFeed 上だけで行う(当然自分の FriendFeed を非公開にすることも可能)、などということも起きてくるかもしれません。

< 追記 >

このエントリも FriendFeed に反映されたようです。早速コメントお待ちしておりますので、アカウントをお待ちの方はよろしくお願い致します。パーマリンクはこちら(以下の画像をクリックしていただいてもOKです):

friendfeed_comment_4

Comment(0)