HeinzにあってDellにないもの
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今朝飛び込んで来たのは、ウォレン・バフェットの会社Berkshire Hathawayが、ケチャップで有名なH.J.Heinzを買収するというニュース。買収額は$23 Bil.で、Heinz株の過去最高値の20%プレミアムを出すという。
何でも、昨年12月に打診して、今日発表というスピード。取締役会では全員一致で賛成された。
このニュースを聴いて真っ先に思い出したのは、ちょっと前にニュースになった、Dellの非公開化。こちらは$24.4 Bil.という値段が提示されているが、これは、現在の株価よりは高いが、マイケル・デル氏がDellのCEOに戻った6年前の株価よりも安い値段だと言う。デル氏以外の株主からは反対も出ていて、非公開化への道のりはスムーズではないみたい。
ウォレン・バフェットが買うのは、DellではなくHeinzのような会社であること。ハイテク企業のような派手さはないが、優良企業は今でもちゃんと存在し、確実に存続するということ。
自分のお手本としたい会社が変わって来ていることに気がついた、次第です。
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