日本版「ルーツ」のお話
»
「ルーツ」という言葉で、すぐに「クンタ・キンテ」を連想したら、間違いなく私と同じ世代の人ですね。
先日、シアトルのJapanese Cultural and Community Center of Washington(JCCCW)を訪問した。私がボランティアをしている日米協会と JCCCWと協力して、何か立ち上げましょうということになった。
その話の中で、日系アメリカ人で、自分のルーツ探しをしている方が少なからずおられるということを知った。百年ほど前にアメリカに移民された一世の方が残した記録で、わかるのは出身県くらい。どの町から来て、日本に親類の方はいるのかさえ、今ではわからなくなっているらしい。
私たちの世代がこうして苦労もなくアメリカにやって来て暮らせるのも、日系の方々の長年の苦労と努力のおかげ。何か恩返しができないだろうか、と思っている。この方々のルーツ探し、インターネットという便利なツールを駆使して、アレックス・ヘイリーより簡単に行なえないものでしょうか?
SpecialPR