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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

ショッピングが嫌いな殿方のための、ハイテクジーンズストア

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こんなお店がシアトルにできてたなんて、今日のEconomist誌の記事を読むまで知らなかった!

お店の名前はHointerという。ショッピング嫌いのための、メンズジーンズショップ。"How may I help you?"と声をかけて来る販売員はいない。試着室の前の長ーい列もない。代わりに、サンプルのすべてにバーコードがついている。顧客は気に入ったアイテムのバーコードをスキャンし、希望のサイズを入力して試着室へ向かう。試着室に着く頃には、すでに希望のジーンズが待っている。試着してみて購入を決めたら、クレジットカードを自分でスワイプして支払い完了。

150点は下らないという豊富な品揃え、でもお店は小さく、店員はたった一人。お店の奥の倉庫と試着室を結ぶ配送システムは、ドイツのメーカーが試作したもの。創立者は元Amason.comのサプライチェーンマネジャー。オンラインショッピングのような手軽さに加え、サイズ違いで返送するという手間が省けるというメリットを追求したのだという。

正直言うと、私も洋服のショッピングはとても苦手。こんなショップが女性向けにもできないのかしら...さすが、すでに女性向けのお店Hointressは準備段階ということだ。

実際どんな仕組みなんだろう?今週末にでも覗いてみようか、と思っています。

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