オルタナティブ・ブログ > 佐川明美の「シアトルより愛を込めて」 >

元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

季節を着る

»

着物は、幼馴染のお母さんが譲ってくださった、絽の色無地。写真では良く見えないが、刺繍紋が施されている。

帯は、母の踊りの先輩からのいただきもの。麻の感触がすがすがしい。

夏にふさわしい素材に、涼を感じる色と柄。昔の人の豊かな季節感が、今の私にはとても新鮮に映る。もっとも、日中でも気温が30度を超えず、湿度も低いシアトルの夏だからこそ快適なのかも知れないが。

お茶のお稽古だけでなく季節を身にまとう楽しさを、こうして毎週味わえるのは、つくづくありがたい。同時に、今までの私の生活はとても偏っていたのではないかとも思う、のです。

007ss

Comment(0)